モーリスゼンダック著
絵本「かいじゅうたちのいるところ」
が映画になり現在上映中です。
予告編を見たときから楽しみにしていた娘。
念願かなってお友達数人と映画を見に出かけて行きました。
見に行ったその日
なんと娘は泣き腫らした目で「ただいま」と涙声で帰ってきたのです。
一瞬ドキッとしました。なにがあったの、どうしたの?
落ち込んでいるのかと思った娘は
今度は思いっきりハイテンションになり
その日の出来事をものすごい勢いで話し始めました。
娘の話の最後の方でわかったのは
もう一度映画を見に行きたい、DVDが欲しいと言う事。
泣いたのは自分だけでちょっと恥ずかしかったなどと言う事。
2日間続いたのは、変わらぬ目の腫れと変わらぬハイテンションでした。
その日から数日がたっています。
気持ちが穏やかでいる事が多くなっている娘に気がつきました。
もしかしたら娘も
「かいじゅうたちのいるところ」へ
主人公マックスと共に出かけ、いろいろな事から自分を開放して
私のもとへと無事帰ってきてくれたのかな。
チャレンジでしたが、熱望していた学校。
合格発表のあの日、番号がみつからず
娘は人目をはばからずボロボロ泣き続けました。
気がついたら辺りはまっ暗。あの時の娘の気持ち。
娘に遅れる事数日、映画を見に行った私は
かいじゅうたちのいるところでのマックスと
あの日の娘を重ね合わせていました。
あの日あれだけ泣けたから、
お世話になっている学校に楽しく通う
今があるのかもしれません。
こす子さんの日記
2010年01月26日00:08
Where the wild things are