朝日小学生新聞特別増刊号 WILLナビNext

中学校からはじまる新科目の勉強法
文字式に慣れる事が、数学の始まり
文字式に慣れることが数学の始まり
堀西 彰さん
■プロフィール
「中学への算数」(東京出版)編集部
堀西 彰さん
英語で世界を広げよう

 英語は新中学1年生になると科目として学ぶ教科です。小学生の時にも歌やゲームを中心に英語の音とリズムに触れてきたことでしょう。中学生になったら、なんとなくではなく、しっかりと教科書に沿って授業が進んでいきます。3つのことに気をつけて楽しく学んでいきましょう。①予習、復習を行うこと ②わからないことがあっても自信をなくさないこと ③たくさんの英語に触れること。


 1回聞いただけではスペルや表現などを習得するのは難しいので、教科書を繰り返し読んだり書いたり、先生の話を思い出しながら、自宅でも学習しましょう。すぐに英語がわかり、使えるようになるわけではありません。自信をなくさずに根気強く、なるべく長い時間英語に触れるようにしていくうちに、よくわかるようになってきます。


 英語多読という、たくさんの簡単な英語の本を読んで、英語に慣れ親しむ方法は、おすすめの学習方法の一つです。ネイティブの子どもが読むような、8ページくらいの絵本から英語を読み始めます。イラストを見て文字の意味を理解しながら、音声があれば聞き読みをしていきます。読んだら記録を取り、コメントをつけると、意見を述べる練習にもなります。絵本には物語の流れがあるので、実際どのように英語が使われるかをつかみやすくなっています。日本以外の国の絵本を読むと、その中で異文化にも触れることもできます。楽しく英語を学ぶことができるので、中1で始めたら高校卒業後までずっと続けていくと効果的です。


 楽しく英語を学び、イヤにならないコツは、固く考えすぎないことです。つまり、目標を立てたら必ず実行するというわけにはいかないこともあると知っておくとよいでしょう。「一日○○ページ、□□は必ず実行」などの目標は立てやすいですが、ペースがつらいと思ったときには、変更する勇気が必要です。中学受験を経験した小学生は、「一度やり始めたらやり通す」という根性のある方が多いですが、英語は語学なので思い通りにはいかなくても自分が悪いわけではありません。特に、はじめのうちは、ペースをあげたくても、なかなか英単語なども定着しないことがあります。時間とある程度の経験によって、英語が習得できていくのです。


 先輩たちは英語で自由に表現できるようになり、しっかりとした考えを持ちながら、多方面で活躍しています。グローバリゼーションが進んでいるこの世界で、いろいろな人が理解できる共通の言語である英語の習得は、もはや必要不可欠になっています。将来何になりたいですか。どういうことをしたいですか。ちょうど日本でオリンピックが行われる頃にみなさんは大学生になっていますね。将来の自分をイメージしながら、中学・高校生活を過ごし、大活躍できるように心から応援しています。

宮下いづみさん
■プロフィール
SEG英語多読コース主任
宮下いづみさん

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