『いろいろな方向から物事を見る』
『迷ったらやる。すると次の道が開ける』
小野学園では、生徒たちが、
①幅広い視野を持ち、ワークライフバランスを考えた将来の設計ができる
②直接または間接体験をすることにより、視野を広げ自分のやりたいことがわかる
ようになるために、年間で6回、ロールモデル講演会を実施しています。
そして、卒業までに24人のロールモデルの女性たちと出会います。
11月14日(土)には、「合同会社 キャリア&マネー」代表の高村祐規子さんがいらっしゃいました。
高林さんは、大学入学によって、大きな転機を迎えたそうです。
大学時代は、高校時代とは異なり、毎日違うメンバーで構成されるさまざまな授業に参加するということにウキウキし、日々楽しくて仕方がなかったそうです。
そんな大学生活をとおして、夢や希望を膨らませたそうです。
ですから、「大学に入るための勉強はつらく大変だけれど、その先に楽しいことがあるから、ぜひ大学に行ってほしい」と生徒たちに熱く語られていました。
大学卒業後は、化粧品会社の「ノエビア」に就職し、営業職に就いたそうです。
当時は「何でこんなことをするのか!」と思っていたそうですが、その時の経験は、20年経った今に生きているのだそうです。
これをとおして、
『そのとき大変だと思っていたことは、何年か後に役に立つ』
としみじみ感じたそうです。
そして、生徒たちにも、ぜひ「今やっている意味のなさそうなこと、大変なことが、必ず将来役に立つと思ってやって欲しい」とおっしゃっていました。
しかし、そんな貴重な体験をした会社を、過労により1年で退職。
その後、渡米し、異国の地、異国の文化に触れてこんなことを学んだそうです。
『失敗しても方向を変えると成功する』
その後、帰国し、
『迷ったら、やってみる』と思い、リクルートに就職したとのこと。
リクルートでは、「失敗しても怒られず、もう一回やってみなさい」と上司から言われたそうです。
そんな環境がさらに高林さんを成長させ、その後、ベンチャー企業を支援する機構のシステムを活用し、2004年に現在の会社を立ち上げたそうです。
このような高林さんは、現在、
『人と人のつながり』を大切にし、読書会を行っているそうです。
愛読書は、コリン・ローズの脳科学に関する本で、その本を片手に、再び、生徒たちに熱く語られていました。
講演の最後には、
『いろいろな方向から物事を見る』
『迷ったらやる。すると次の道が開ける』
というメッセージを生徒たちに伝えて、会を終えられました。
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