(あ)は、カードのすみの位置にあるので、その部分の下に重なるカードの数字は1,3,7,9のいずれかです。
「10個の数の和が88になるのはどんな場合?」
「1番大きい数の9に注目しよう!」
9が10個だとすると、和は9×10=90。88を超えてしまいます。
また、9が8個以下だと、和は最大でも9×8+7×2=86で、88を下回ります。
よって、これらの10個の数の和が88であるとき、そのうちわけは、9が9個と7が1個(9×9+7)と決まります。
(あ)の位置に9があるとき、(い)の位置には、2があります。
(あ)の位置に7があるとき、(い)の位置には、6があります。
2×9+6=24
答え 24
発想の転換です。「5番目に多い人」=「4番目に少ない人」
「1番少ない人でも1枚は持っていて、すべての人が異なる枚数」ということなので、「4番目に少ない人」は少なくとも4枚は持っています。
「5枚以上はありえないことを説明しよう!」
もし、この人が5枚持っていたら、カードは少なくとも41枚必要になってしまいます。
よって答えは4枚です。
答え 4枚
に気付けば、あっという間に解ける問題でした。
しかし、そうなる理由を説明できるかがとても重要です。
すぐに全部は分からなくても、ひとつひとつしっかりとステップを踏んでいきましょう。
自力でたどれるようになれば、入試本番でもしっかり正解できる問題です。