(ア)
仮にAを24だとしましょう。
そうすると、A〜Iまでの数字の総和が最も小さくなるときは、A,B,C,D、・・・、Iの順に、24,25,26,27、・・・、32となります。
これらの総和は24+25+26+27+・・・+32=252となり、250より大きくなります。
よって、Aが24のときは必ずA〜Iまでの総和が250よりも大きくなってしますため、Aが24になることはありません。
(イ)
(ⅰ)
(ア)より、Aが24のときは必ずA〜Iの総和は250よりも大きくなります。
Aが23のときは、計算してみればA〜Iの総和が250になるようにすることができます。
よって、考えられるAのもっとも大きな値は23となります。
したがって、A+A+1+A+2+A+3+・・・A+8=23+24+25+・・・+31=243となります。
求める答え、 243
(ⅱ)
A,B,C,D,・・・、Iの順に23,24,25,26、・・・31とすると、総和が243になり、250に7足りません。
では、この足りない7をどのように増やすのか考えましょう。
{A、B、C、D、E、F、G、H、I}が{23,24,25,26,27,28,29,30,38}のときは総和が250になります。このときは、A,B,C,D,・・・、Iが23,24,25,26、・・・31のときに足りない7を{0,0,0,0,0,0,0,0,7}と振り分けたということです。
また、{A、B、C、D、E、F、G、H、I}が{23,24,25,26,27,28,29,37,31}のときは総和が250になりますが、HがIよりも大きくなりダメです。
このことに注意して、7をどのように振り分けるかを考えると、
{0,0,0,0,0,0,0,0,7}
{0,0,0,0,0,0,0,1,6}
{0,0,0,0,0,0,0,2,5}
{0,0,0,0,0,0,0,3,4}
{0,0,0,0,0,0,1,1,5}
{0,0,0,0,0,0,1,2,4}
{0,0,0,0,0,0,1,3,3}
{0,0,0,0,0,0,2,2,3}
{0,0,0,0,0,1,1,1,4}
{0,0,0,0,0,1,1,2,3}
{0,0,0,0,0,1,2,2,2}
{0,0,0,0,1,1,1,1,3}
{0,0,0,0,1,1,1,2,2}
{0,0,0,1,1,1,1,1,2}
{0,0,1,1,1,1,1,1,1}
の15通りあります。
よって、答えは15通り