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4月1日/プレ問題
【ギブアップ用解説】
状況をよく整理しましょう。
まず、はじめの状況では、容器Aには食塩水が400g、食塩が=◇gあります。
容器Bには食塩水が400g、食塩が=◇gあります。
そして、容器Aの食塩水の半分を容器Bに入れ、よくかきまぜた後について考えましょう。
このとき、容器Aには食塩水が◇g、食塩が=◇gあります。
また、容器Bには食塩水が=◇g、食塩が◇gあります。
最後に、この容器Bの食塩水の半分を容器Aに入れてよくかきまぜた後について考えましょう。
容器Aには食塩水が=◇g、食塩が=◇gあります。
よって、求める濃度は、=◇%となります。

学習のポイント
今回の問題は、あわてて答えを(4+14)÷2=9などと、してはいけません。
解説の計算を見れば、理由は分かるでしょう。
そして、この問題は、前回の問題と同じように、一回、一回の動作をしたときの食塩水の状況をよく整理をすれば分かります。
食塩水の問題は、一回、一回の状況を整理すれば、ほぼ全ての問題は解けるはずですので、しっかりと整理するクセをつけましょう。

【穴埋め解答】
状況をよく整理しましょう。
まず、はじめの状況では、容器Aには食塩水が400g、食塩が400×0.04=16gあります。
容器Bには食塩水が400g、食塩が400×0.14=56gあります。
そして、容器Aの食塩水の半分を容器Bに入れ、よくかきまぜた後について考えましょう。
このとき、容器Aには食塩水が200g、食塩が200×0.04=8gあります。
また、容器Bには食塩水が400+200=600g、食塩が16÷2+56=64gあります。
最後に、この容器Bの食塩水の半分を容器Aに入れてよくかきまぜた後について考えましょう。
容器Aには食塩水が200+600÷2=500g、食塩が8+64÷2=40gあります。
よって、求める濃度は、40÷500×100=8%となります。

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