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2月12日/ハイレベル問題
【ギブアップ用解説】
(1)
★が全部で何通りあるかと言うことは、図4に何通りの書きこみ方があるのかと言うことです。
まず、2つの−を書きこみ方について考えます。
7つの空らんのうちから、「−」を書く空らんを2つ選べば良いので、
選び方は 7×6
1px_999.gif
2×1
=21(通り)あります。
最初と最後に下に進むことはできないので、残り5つの空らんのうち「 line1.gif 」を書きこめるのは、両端以外の3つの空らんです。したがって、「 line1.gif 」の書きこみ方が3通りあります。
そして、空らんが4つ残りますが、これらに全て「|」を書きこめば完成です。「|」を書きこむ空らんは選ぶ必要はありません。

よって、答えは、21×3=63(通り)


(2)
左に向かう進み方をふくむときは、5つの「−」と「|」、「 line2.gif 」に分解できます。
(1)と同じように7つの空らんに、これらを書きこむ書きこみ方が何通りあるかを考えます。
「|」の書きこみ方が7通りあります。
最初と最後に左に進むことはできないので、残り6つの空らんのうち「 line2.gif 」を書きこめるのは、両端以外の4つの空らんです。したがって、「 line2.gif 」の書きこみ方が4通りあります。
そして、残った5つの空らんに「−」を書きこめば、完成です。なので、「−」を書きこむ空らんは選ぶ必要はありません。

よって、左に向かう進み方をふくむ経路は7×4=28(通り)あります。

したがって、(1)も考えて、答えは、63+28=91(通り)です

学習のポイント
今回は、(1)の問題文の様に、図6が決まれば、それと同時に図7も決まると言うことをまず理解することです。
理解しにくかったら、実際に自分で図を書いてみて、確かめたりしながら、理解を深めていきましょう。
そして、空らんに、−や|を書きこむ方法について考えることです。
いっきに書きこもうとせずに、解答のように書きこみやすいものから考えると良いですよ。
そして、(1)ならば、最初と最後には下に進むことが出来ないことや、(2)ならば、最初と最後に左に進むことが出来ないことに注意しましょう。
これも、自分で実際に書きながら考えてみると理解が深まって、頭が良くなると思いますよ!

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