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10月1日/プレ問題
【ギブアップ用解説】
(1)
分からなかったら、まず表を書いてみましょう。
図や表を書くことは、算数はもちろん、数学になってもとても大切なことです。
  イヌ 合計
飼っている 飼っていない
ネコ 飼っている B A D
飼っていない 15 C 28
合計 22 E 40
そして、表を書いたら、分かるところから数字を書き入れてみましょう。
たとえば、Bは、イヌを飼っている人の列に注目すると、B+15=22と
なっていることが分かりますね。
計算すると、Bは7となります。
同じように、合計のところに注目すると、D+28=40、22+E=40と
なっています。それぞれ計算すると、D=12、E=18となります。
また、ネコを飼っていない人の行に注目すると、15+C=28と
なっています。これを計算すると、C=13となります。
ここまで、計算すると、残るはAだけです。
イヌを飼っていない人の列に注目しましょう。
A+C=Eとなります。C=13、E=18と分かっているので、
A+13=18となります。
これを計算すると、A=5となります。
よって、答えは5です。
これは、ネコを飼っている人の行に注目して、B+A=Dで計算しても同じです。

(2)
イヌもネコも飼っていない人は、上の表のCになります。
ですから、Cは13と分かっているので、
答えは、13÷40×100=32.5  32.5%となります。

学習のポイント
 今回は初回なので、基本的な問題を出してみました。
算数の基本は、図や表を書いてみるところから始まります。
分からないと思う前に、まずは図や表を書いてみて、
分かるところからうめてみましょう。
そうすれば、最初は分からないと思った問題でも、分かってくることが
よくあります。
まずは、図や表を書いてみること!
そうすれば、自然と算数は出来るようになっていきますよ。

また、%の問題を出しましたが、%や割合などの基本的なものは、覚えていないとできません。
あやふやなところがあれば、今のうちに確認しておきましょうね。
もし、知らないところがあっても、知らないものができないのは当たり前の
ことなので、あせらずに一つずつキチンと覚えていきましょう。

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