中学受験組の皆様がいよいよ様々な佳境に入りつつあるこの時期、
終了組のわが長女も今度は大学進学に向けての重い腰を上げつつあります。
長女は勉強が嫌いではありません。
嫌いでないと言うか、面白いことに
「ノートを綺麗に書くのがこの上なく好き」だそうです。
お習字をやっていたお陰だとは思いますが、
印刷のような字で、「自分のこだわり」通りのノートを
作ることが「こだわり」のようです。
だから気にいらないノートは使わない。
気にいったペン、気にいった色、気にいった太さの筆記用具がないときは、全部書き直すほどです。
「書くこと」が好きなので、
勉強が苦にならない、と言うのです。
ただ、「重い腰」と書いたのはまず彼女が「その気」にならないと一切見向きもしないこと。
その代わり「やるよ」と言ったことは必ずやるので
私は何も言わないで来ました。
ずっと部活に没頭。学校は部活があるから行っているんじゃないかというくらい部活中心でした。
授業だって、興味がなければ態度が悪かったのではないか、とハラハラしてきました。
これは今も進行形ではありますが、
やっと長女は
「やるよ」
と申しました。やれやれ。
夜2時間。朝4時起きで2時間。
何をやっているのかはわかりませんが。
今日は「駅前の予備校に行くから一緒に来てくれる?」と言いました。
大手K塾。
一通り説明を聞いて、土曜日に体験を受けます。
「がぜんやる気出てきた!!」
理由を聞いたら、塾長がタイプだと言います。
イケメンってことじゃないンですよ。
N研時代の男性スタッフ系で、優しそう。
Nのスタッフさん、休み時間に鬼ごっこしてくださったり、
背中に乗せてくださったりして、娘は大好きでした。
受付の雰囲気がNに似てるから
「ここがいい」とのこと。
しかし、私学に通いながらの予備校。
どうなんでしょう。
学校の進学指導室をなんで利用しないのかしら。
帰り道、次女が言いました。
「ねぇねぇ、ここが良かったら(自分も)行きたいから
(自分に)合ってるかどうかってのも(体験で)見てきてね」
え。
うちの子たち、本当にNが大好きで、
今でも遊びに行くくらいなのですが、そんなに塾が好きなら
公立でも良かったんじゃ.....と
一瞬飛んでいくであろうお札を思い浮かべて
苦笑いの母でございました。
カテゴリ名: 女子校ライフ