芸能人の薬物使用による逮捕が続いている。
これは芸能界だけの特殊な現象ではなく、実は一般にもかなり違法な薬が蔓延しているらしい。
最近の中高では、薬物の危険についての教育も行われているはずなのに、若い人に大麻や薬が(大学生の逮捕などを見ても)はびこっているのはなぜなのか。
「この薬は違法なもの」というのを試験に出すとかではなくて、それを手にしてしまう時の話にまでもっと踏み込んだ教育が必要なのではないだろうか。
たぶん薬は、「これは違法なものですよ」という風には近づいてこなくて、「これを飲むと元気が出るよ」とか、「痩せるよ」とか、ソフトなアプローチの仕方で広がったのかもしれないと思う。
若い子たちの怖いところは、知らない人は警戒するが、友人関係だと途端にガードが甘くなるところだ。仲間内の口コミにもとても弱いような気がする。
「ダメ!ぜったい」というポスターはまさにあの言葉通りで、からだはぼろぼろ、今回の押尾学容疑者の知人女性のように亡くなることだってあるという認識を持った方がいいと思う。裏社会とのつながりも怖いし。
嫌な話だが、大学生に広がっているということはそれが高校生にまでおりてくるのは想像できる。
人生をダメにする、命を亡くす、違法である、これらの認識が甘い若者が多いのには驚く。
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