長女はわが道を行く人だ。
先日の個人面談でも、担任には理解不能なタイプらしく
「何を考えてるの?」と言われたと
ニタニタしている。
と言うのは、普通この夏は学校が必死に進学に向けて
カリキュラムを準備し、生徒の気持ちをのせて
「勉強する夏」をアレンジしてくれいているので、
勉強した分だけ記録に残し、
モチベーションを高めていこうという策案があるのだが、
大概の生徒はこの計画に則って
夏をスタートしている。
ところが。
わが長女がそんな言うことを素直に聞くわけがない(かも)
「やらなきゃいけないことは自分でわかって、自分で管理しているのに、何で先生に報告しなきゃいけないの?」
と平気で言うらしい。(本人談)
つまり夏休みの行動計画書の提出が未提出のままってことだ。
私はこいつには赤くなったり、青くなったりしながら
この学校の深い愛情で何とかやってこれている。
学校は、すご~~~く面倒見がいいんですよ。
毎年配られる大学進学に関する資料なんて、しっかり冊子になっていて、参考になる話が盛りだくさん。
なのに、ストレートに私の手に渡ったことはなく、
うず高くつまれた山の中から探し出さなくてはならない。
見つけ出して読みながら、「こんなすばらしい重要情報、これも学費のうちなんだから、ちゃんと見せてよ」
と言おうものなら、
「人の受験結果の分析なんて関係ないもん」
とか言う。
手に負えないのは先生だけではないです、すみません。
でも、体育会系部活では優等生で、顧問と食堂のおばちゃん受けは良い。
「運動部はね、食堂のおばちゃんといかに仲良くなるかで
全然ちがうんだよ~~~」
(おぃおぃ。それがなぜに担任に向かわないのだ--:)
まぁ、これが彼女の個性。
私は中学入学後、長女は部活オンリーでまったく家で
教科書を開きはしなかったが、だまって見ていた。
でも、写真のように、時期が来たらやるのかな。
机にぺたぺたと目標を掲げ、
もくもくと机に向かい始めた。
この子は、自分で考えて、自分で決める。
やり方はハラハラするけど、この子なりのポリシーがあって、
私の人生ではない。
中学受験の時からそうだった。
きっとずっとハラハラするし、もっと上手なやり方だってあるんだけど、それもこの子の人生なのです。
カテゴリ名: 女子校ライフ