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ニックネーム:  【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

カプチーノさんの日記

2009年06月04日14:57

説明会ノートの勧め

沢山の学校を見に行っていると、だんだん記憶が曖昧になって来ます。
特に併願校探しでは、情報が混乱してしまう事も・・・

そんな事にならないように、説明会ノートを作る事をお勧めします。
私の場合、先ずチェックポイントを思いつくままに箇条書きにしました。
些細な事も書きました、例えば、
・大学付属か否か(付属の場合は大学への進学率%や基準)
・共学か否か
・高校からの入学生ありか
・制服はあるかどうか(あればセーラー服?ガクラン?ブレザー?)
・宗教背景(土曜は登校か?)
・お行儀などの躾けはどうか
・在校生の雰囲気はどうか(生徒の印象)
・進学実績(国公立にどれ程入るかなど)
・自宅からの通学時間
・始業時刻、最終下校時刻
・通学経路で繁華街を通過するか
・校風は自由か、それとも管理傾向か
・勉強の面倒見はよいか(補習の充実度や生徒の通塾率など)
・設備(プール、校庭、など)
・希望する部活があるか
・キャリアガイダンスの充実
・海外研修など行事
・携帯電話持ち込み可否
などなど・・・
でも見るポイントは人それぞれだと思います。
(早起きがお得意な方は始業時刻なんて関係ないですね)
そして最後に、試験日とその偏差値もメモしておきました。

もっともっと沢山のポイントがあると思いますが、
だんだん学校を見ていくと、我が家の絶対に譲れない条件が見えて来ます。
共学か否かや付属かどうかなど、方針が決まれば次々斜線で消します。

うちでは自主性の乏しい長女には、勉強の面倒見が第一条件でした。
私立に入学したのに塾に通う必要があるならば、我が家の経済にも影響があります。
入学したら勉強は学校にお任せし、部活や習い事の時間を確保したい気持ちもありました。
ですから塾に頼らず、ある程度の進学実績がある学校により魅力を感じていました。
また幅広い将来を考えて欲しくて、大学付属よりも進学校を考えました。
マイペースな子なので時間が上手に使えないため、通学時間も限定です・・・
そうなると自然と学校の範囲も限られて来ました。
そして躾けの良さなどのポイントからは外れていきました。
(これは親のせいでもありますが、かな〜り行儀悪いんです、涙・・・)

どうしても譲れない要素が見つかったら、それと偏差値を書き出して表にしました。
そして訪問した時にポイントをつけます。
ABCでも100点満点でも何でもいいです、私は3段階でメモしていました。
例えば、
通学時間20分以内・・3点
    40分以内・・2点
    60分以内・・1点 
迷ったら、2.5点とか、適当に印象を数字にしました。最後に総合点を出します。
娘の熱望校は決まっていましたが、併願校でかなり迷いましたので、
そんな時に客観的に数字で比較すれば、意外に我が家の方針により合った学校が見えてきます。
方針に合った学校がある程度決まってから、娘と一緒に訪問しました。

これから説明会に多数参加予定の方、是非記憶の新しいうちにノートに記録してみてください。

我が家の長男の場合は・・・
親が熱心に学校研究しているのにも関わらず、突然想定外の学校に興味を示しました。
でもこんな場合にも、チェックポイントの優先順位をちょっと変えれば大丈夫。
方針さえしっかり決めれば、あとは情報整理だけです。

「説明会オタク」カプチーノからのお勧めでした♪

カテゴリ名: 学校説明会の歩き方

 

コメント

2009年06月04日 20:08 【先輩ママ・パパ】 ビアマグ

こんにちは。ビアマグです。
 説明会35校ほどでかけました。我が家は娘と息子ですが、共学志望だったのでこれでもかなり訪問数を削減できたと思っています。両方で別学志望だったら・・・50校とかになっていたかも。

 カプチーノさんのチェックポイント、完璧ですね。素晴らしい!

 我が家は、個別の質問コーナーがあったところでは、いつも必ずひとつ決まった質問をしていました。

 「勉強が遅れてしまったときのフォローはありますか?」というものです。
 間違ってもわが子がトップ街道を走ることはないだろうなあ、と思ったので本気で心配だったんです。

 私立学校はたいがい、「成績が振るわない生徒には補習をしています。」というお答えが返ってきます。「特に補習は行いませんが、個別に呼んで指導をしています。」という学校もあります。

 入学させてみてわかったのですが、補習にもいろいろあります。
 1、点数が○○点以下の生徒を呼んで補習する。(たとえば平均点の5割以下など。)

 2、平均点などは関係なく、決まった点数が取れなければ補習する。

 3、成績順に並べて、下位○○パーセントの生徒を呼んで補習する。(あるいは下位○○位まで)

 細かいことですが、このみっつは似ているようで違います。

 娘の学校は2番で、例えば「この問題なら、普通にやっていれば60点は取ってほしい。」と教科の先生が思えば、それに達しなければ呼ばれます。したがって、クラス全員が補習になったことが何回かあります。

 息子の学校は「下位○○位まで呼ぶ」という感じです。
 これだと平均点50点の問題でも、出来る生徒と下位の生徒に割れたような場合、下から40人を呼んだとして、下から41番~50番くらいの生徒は見る影もない点数だったとしても、補習には呼ばれません。
 子どもは「やった~。補習にかからなかった~。」と喜んでいますが、実はあまり理解できていなかったりすることもあるんです。

 どのような呼ばれ方をしても、ぎりぎりで免れるなら、呼んでもらった方がいい、と思う親御さんは多いです。

 説明会でここまで聞く必要はないかもしれませんが、中学から高校への進学基準があるかどうか、基本的には全員推薦されるのか、成績で外に出されてしまう場合もあるのかは確認された方がいいと思います。

 
2009年06月04日 21:04 【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

ビアマグさん こんばんは。

35校お疲れ様です〜
まさにうちは、別学志望の娘と息子!
もう最近は数えておりませんが、40校は越しているかも〜

補習の招集方法は学校によって違うのですね。
娘の学校は多分1番ですが、教科担当によるのかもしれません。
取り合えず教室のキャパに因って定員があるようです。
この指名補習は、確かにギリギリセーフの時が1番コワイですね〜
ビアマグさんのお子様の学校では、
クラス全員補習があったのですね、素晴らしい!
下位層を作らない方針の学校は安心出来ますよね。
この辺りは第1子で経験していないと気がつかないポイントかもしれません。

そうそう、高校進学の基準は今となっては大事なポイントですよ〜
当時は高校は自動的に行けるとばかり思っていましたが、実はそうはいかない様子・・・
高校で外部へ出る人数など、確認しておけばよかったかもしれません。

 
2009年06月04日 22:59 【先輩ママ・パパ】 MOON

お邪魔します。
受験ノート仲間のMOONです。
 
私のノートはルーズリーフタイプで、同じ学校には何度も足を運ぶことになったのと、直前の入試情報は、どんどん書き足せました。
内容はカプチーノさんとほぼ同じ。
(これ宝物ですよね)

説明会で、どなたがどんなお話をなさったかなども
どんどん追記出来ました。

カプチーノさんやびあまぐさんの視点も考慮しましたが、
もうひとつ。

説明会に出てくる先生方は、入試広報担当の先生だということは意識しておいた方がいいと思いました。

実際授業をする先生とはちょっと違うと思います。

なので、私は説明会のあと、ちょっとどなたかを待つふりをしながら、生徒と先生の関係が見えるかどうか、観察をするために
すぐは帰らず、しばらく廊下に立っていたりしました。

全然生徒と先生の雰囲気の読めなかった学校もあったし、
その逆もありました。

 
2009年06月04日 23:18 【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

MOONさん こんばんは。

ルーズリーフタイプは良いアイディアですね!
何度も行った学校では、過去のページに書き足していたので、
スペースがなくて困っていました。
長男用のノート、ルーズリーフタイプに変えようかしら。

生徒と教員の関係もチェックポイントですね。
フレンドリーか、管理的かなどが垣間見られますね。
こういう事は実際に学校に出向かないと得られない貴重なポイント。
資料やネットから大量の情報は得られるけれど、
やっぱり自分で足を運んでみないとネ〜☆

MOONさんやビアマグさんと一緒に、
「ママの足で集めた学校情報ガイド」
なんか作れちゃいそうですよぉ〜(笑!)

そうそう、書きわすれましたが、
怠け者の私としては食堂のある無しもポイントでした。
中学から利用可能かどうかも、学校によって違いますよね。

 
2009年06月04日 23:51 【先輩ママ・パパ】 ぼの

ぼのです

ここのお話読んでよかったぁ!
と真剣に思ってます。
この前、カプチーノさんのノートの話を知って、私も!と
思ったのですが、具体的にいまいちどう書いていいかわからなかったんです。
いつもメモは取っていたものの、観点を絞って書いたものではなかったので、あとから読み返して比較できませんでした。

皆さんの色々なアイデアのいいところをいただいて私なりのノートを作ってみることにします。
いよいよ今週末から本格的に学校訪問が始まるので、本当にいい時期に教えてもらえてラッキーです。
ありがとうございま~す!

 
2009年06月05日 15:00 【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

ぼのさん こんにちは。

参考になったのですね〜、とても嬉しいです!
しっかり情報を得ておけば、入学後に
「こんなはずじゃなかった・・・」
という事も少ないと思っています。
在校親子の情報があれば、更に心強いとも思います。

お互い子供にとってベストな学校選びが出来るように頑張りましょう〜!

 
2009年06月06日 17:53 【先輩ママ・パパ】 ビアマグ

つたない話を読んで下さりありがとうございます。

 ところでお子さんにやりたい部活はありますか?

 今の部活の現状を、少し辛口になりますが、お書きしたいと思います。

 いま、小学生にもいろいろなクラブチームがありますよね。日曜日の野球チームや、放課後のミニバスケット、チアリーディング、金管バンドなどなど。
 地域の交流が目的だったり、費用をとっておけいこごととしてやっているもの、さまざまです。

 中学受験を「やりたい部活ができるから。」という理由で頑張るお子さんも多いです。


 さて、実際に入学させてみたときの部活ですが、例えばテニスでは、初めてラケットを持つお子さんと何年も習っているお子さんが一緒に入部することになるんです。つまりみんながいっせいにヨーイドンではない、というのが、私立公立問わず、今の現状です。

 そしていわゆるレギュラー、選手は、多くがそれら「すでに習い済み」のお子さんたちで独占されていきます。

 がんばって選手になりたい気持ちはみんな同じなのですが、全員が出られる新人戦などの大会以外は「はじめて組」はなかなか出る機会がありません。

 正直なところ、私立は部活で名前を上げていくのも宣伝活動なわけで、そういった「選手組」を大切にする傾向がどうしてもあります。上級生になれば選手になれる、と努力していても強い下級生が入学してくれば抜かれることもあり。

 これは入学させてみて自分のところもですが、あちこちで聞く話です。うまい人が選ばれていくのは当然とはわかっていても、選手の1年生はコート整備を免れたりしているところもあり、教育としてはどうなの?と思ったりすることも。

 もちろん受験前の子どものモチベーションを下げるような話をわざわざ子どもにする必要はないかもしれませんが、本気で部活をやらせたいと考えているなら、親はそのあたりも、実際に入学させているお宅から聞いたりする必要があると思います。
 
 そして現実には、「はじめて組」も部活以外に「テニススクールに行きたい。」という話がでるのも非常によくあることです。

 
2009年06月07日 19:44 【先輩ママ・パパ】 MOON

まさにうちの次女が↑そうです。

私も硬式テニス部でしたが、ほとんどが皆でよぉい、どん!の部活でした。

しかし今や小学生時代からスクールに通い、すでに
試合で活躍出来る状態のお子さんが多い。
すると、練習しても全然追いつけず、娘もずっと
「スクールに通いたい」と言っています。

長女の学校は硬式テニスが強いため、学校がまさに宣伝に使っています。
学校説明会ではクラ部体験も出来るので、ラケットを背負ったお子さんもたくさんいらしていました。

「この学校で、この部活を」と受験勉強を頑張っているお子さんも多いですから、なんだかなぁと思う日々。

こんな情報も学校からは聞き出せません。
受験のノートに情報として書き入れるためには
在校生の親を見つけるのが一番ですね。

 
2009年06月09日 11:47 【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

ビアマグさん MOONさん こんにちは。

なるほど!! そういう事があるんですね。
我が娘の友達もテニス部でテニススクールに通っているそうです。
幼稚園時代から習っているそうで、当然部活でもかなり強い!
上級生を抜いて試合に出たりしています。
でも「はじめて組」達はちょっと悲しいかも〜

部活の強さはHPや資料で試合結果などから分かりますが、
活躍組の内情までは分かりませんね。
MOONさんの仰る通り関係者のお話、
それも目的の部活に詳しい方のお話が1番参考になりそうです。
在校者の情報もしっかりノートに書き込みですね。

どうしても知り合いが居ない場合もあります、
入手しにくい情報も、このWILLナビで手に入るといいですね。

 
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