8月25日に中学3年生と高校生合わせて15名で、早稲田大学地球科学系研究室に体験入室してきました。
まずは高木教授から興味深いお話を聞きました。高校ではほとんど学ぶことの無い「地学」とはどんな科学なのか、早稲田大学で今現在行われている研究についてなどをやさしくわかりやすく解説してくださいました。
その後はいよいよ3研究室に分かれて、やさしいTA(研究室所属の修士学生)に実験の指導をしていただきながらの研究室体験です。高木先生の研究室では岩石プレパラート作りを岩崎先生ご指導の元、石そのものの削り出しから行って、観察し、その岩石から地球プレートの移動変動について考えました。さらに岩石の中から古生物を探したのですがなかなか難しく、石の模様なのか古生物なのかなかなか区別が付きませんでした。円城寺先生の研究室では資源が何故偏在するのかマグマの流動から考え、その結果起こる戦争について考えをめぐらせました。先生の持論である「人類はあと200年もしたら滅びる」というお話は衝撃的でした。太田先生の研究室では自宅付近の土を解析し、植物を育てるのにどういう不具合があるのか議論しました。
最後には3分研究発表です。それぞれの研究室で学んだこと、得たこと、これからの抱負などを簡潔にまとめて、自分の言葉にしました。普段の授業では「答えの無い問題」に取り組むことは少ないため、生徒たちは皆ドキドキしながらも真剣に発表内容や発表の仕方を工夫していました。
ご指導くださった教授、研究室所属のTAの方々のおかげで、中高で体験できない「大学での研究室生活」を満喫させていただきました。ここで得た貴重な体験は今後に大いに役立つことと思います。
カテゴリ名: 学校生活
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