8月17日から3日間の日程で、SPP「女性を対象としたロボットプログラミングコンテスト」が行われました。首都大学東京の久保田先生と久保田研究室の大学生・大学院生の皆さんをお迎えし、中学1年生から3年生まで30人ほどが参加しました.
まず初日はくじ引きで班を決め、ダンスのイメージを相談します。キーワードを3つずつ挙げて、どんなダンスにするのかを話し合いました。各班には一人ずつ大学生(院生)がついてくださり、適切なアドバイスをしていただけました。「KARA」「AKB」といった流行ものから「どじょうすくい」「ソーラン節」といった古風なものまで大変バラエティに富んでいたのが印象的でした。生徒たちの自由な発想を生かせるので、どの班もとても楽しそうでした。ダンスの音楽も各班で選びます。大学生が何曲か用意してくださいましたが、生徒たちとも年齢が近いのでみんなが知っている曲でした。
初日後半はいよいよコンピュータを使ってロボットを動かします。難しそうに見えましたが生徒たちはどんどん覚えて上達していきました。各班で、自分たちのイメージにあうダンスに近づけようと試行錯誤しながら動きをつけていきました。
2日目は、さらに振りをつけていきます。初日に比べるとどの班もより複雑に、より滑らかに動きがつけられていき、かなりの上達がみられました。
ロボットに顔をつけたり、うちわを持たせたり。制服のリボンをつけているロボットもいました。「どじょうすくい」のロボットは両手に小道具の「かご」まで持っています。まるまる2日間一緒にいるとロボットに愛を感じる、と話している生徒もいました。
3日目はいよいよ発表とコンテストです。2日目後半から用意した「ポスター発表」と、実際にロボットを音楽に合わせてダンスを踊らせる「コンテスト」の2本立てです。審査員を引き受けてくださった先生方にとっても、どのロボットも甲乙つけがたく審査するのが大変難しかったようです。
一番最後には7体のロボットが揃って「群舞」。初日にはロボットの何たるかもまるでわからなかった中学生でしたが、目の前にいるロボットは自分たちのプログラムしたとおりに寸分たがわず踊っています。
最後に、首都大学東京の久保田先生からレクチャーとお褒めの言葉もいただき、好評のうちに閉会となりました。
カテゴリ名: 学校生活
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