WILLナビ(ウィルナビ)─首都圏中学受験・塾・入試・学習情報サイト

WILLナビTOPへ

 

ビアマグさんの日記

2010年06月15日10:09

誰が石を投げられるか

 琴光喜の賭博報道が加熱してきた。暴力団との交際は本当なのだろうか。
 
 大相撲は興行なので、昔から暴力団との関係が取りざたされてきたのは事実だろうと思う。芸能人の地方公演やプロレスなどの興行も同様な噂があった。

 反社会的団体との交際は明確な禁止事項なのだろうから、大関たるもの、十分な注意をもって交際範囲を考えなくてはならないのは当然だと思う。

 だが、しかし…。
 ここでいう野球賭博がどういうものだかわからないが、クサナギ君の飲酒裸体露出事件を、多少なりとも酔っ払った経験がある人があまり責められなかったような居心地の悪さがそこにあるような気がしてならない。

 聖書に次のような話がある。ヨハネの福音第8章1~11。
ここに出てくる話は二千年も前の話だが身に染みる。

 誰が石を投げられるだろう。


8・1 イエスはオリーブ山に行かれた。 2 朝早く、再び神殿境内に来られると、民がみなイエスのもとにやって来たので、イエスは座って彼らを教えられた。 3 そこへ、律法学者たちとファリサイ派の人たちが、姦通の現場で捕らえられた女を連れてきて、真ん中に立たせ、 4 イエスに言う、「先生、この女は姦通行為をしている現場で捕らえられました。 5 モーセは律法の中で、このような女たちは石打にするように、わたしたちに命じました。そこで、あなたは何と言われますか」。 6 彼らはイエスを試みて、訴える口実を得るために、こう言ったのである。イエスは低くかがんで、指で地面に何かを書いておられた。 7 しかし、彼らがしつこく問い続けるので、イエスは身を起こし、彼らに言われた、「あなたがたの中で罪のない者が、最初にこの女に石を投げなさい」。 8 そして、再びかがみこんで、地面に書き続けられた。 9 これを聞いた者たちは、年長の者から始まって、一人また一人と立ち去り、イエスひとりと、真ん中にいた女だけが残った。 10 イエスは身を起こして、女に言われた、「女よ、あの人たちはどこにいるのか。誰もあなたを罪に定めなかったのか」。 11 彼女は言った、「主よ、誰もいません」。イエスは言われた、「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからはもう道を誤らないように」。]

カテゴリ名: ひとりごと

 

コメント

2010年06月15日 18:14 【先輩ママ・パパ】 MOON

オリーブ山で主イエスは祈りました。
「誘惑に負けないように」

人はみな、社会に生きる者として、人として、親として、
其々の立場に在る者として、
常に考えて行動しなければならない、ということですね。

 
2010年06月15日 18:15 【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

ビアマグさん こんにちは。
聖書ってスゴイですね、二千年も前にこんなに深い逸話。
誰もが必ず何処かで後ろめたい事をしているのは確か…
もちろん、社会的に責められる様な大きな過ちを事をしたのは大問題だけど。
ビアマグさんはクリスチャンなんですか?
違うとしたら、こういうお話がササッと出てくるなんて博識ぶりに尊敬!

 
2010年06月15日 19:53 【先輩ママ・パパ】 ぼの

私もびっくり!
すぐにこんな一節が出てくるなんて・・・
すばらしいです。ブラボー☆

私、学生時代にお茶屋さんでバイトしてたことがあるんです。
大阪場所なんですけど。
当時は結構相撲好きだったんです。
あの鬢付けの匂いなんかも。
国技館にも何回か行きました。
遠くなった記憶ですが、思い出すのは全く違う世界だったなぁと
いうことです。
結構スケベェ親父が多かったし、それが許されてたし、
一般社会では不文律なことも大目に見られてるって気がしました。
琴光喜関認めましたね。
武蔵川親方が「膿を出し切る」って言われてたけど、
ずっと出し切るって言っていつになったら終わりなの?と
思ってしまいました。

 
2010年06月15日 21:25 【先輩ママ・パパ】 ビアマグ

MOONさん、「誘惑に負けないように」ああ。無理です。ごめんなさいです、という感じ。耳がいたすぎる。

カプチーノさん、実は私は洗礼を頂いてますが、ち~とも教会に寄りついていなくてだめな信者です。何しろ日曜の朝はテニスしているもので。この話、人を責めたりしたくなった時によく思い出します。教会の結婚講座で読んだのがはじめだと思いますが、身につまされます。

ぼのさん、なんか分かる感じします。私はお相撲を一回しか見に行ったことがないのですが、いわゆる「ごっつあん体質」というものもなんとなく分かりますし、わずか15歳くらいで社会に出て、狭い世界で生きているお相撲さん達には他にはない非常識の常識みたいなものがあるのかもしれませんね。
 お茶屋さんって、実は親方の夫人が経営していることが多いし、本当に狭い世界の中でお金が渦巻いている感じを受けます。

 膿を出し切る…という割りには協会の対応はいかにもマズイ。
蓮舫さんみたいな人に外から見てもらった方がいいような気がします。

 
コメント本文
写真1
写真2
写真3