上海万博の公式テーマソングが岡本真夜さんの歌にそっくりというニュースが先週あたりから流れている。
少し前にはミッキーマウスによく似た銅像が遊園地で見つかったりもしていた中国。
これに関し「中国人はもともと一攫千金を夢見てしまうようなところがあり、偽物だろうとなんだろうと安く仕入れて高く売るというようなことを悪いことだとは全く思っていない。オリジナルが開発にどんな苦労をしたかとか、物の値段はそれなりの理由があって付いているのだということがわからないのだ。」という話を読んだ。
これだけあちこちでコピー事件が起こると、その話もまんざらうそではないのかな、と思ってしまう。
娘が小学校に入ったばかりの頃、図工の授業で描いた絵を、お友達にそっくりに真似されてしまったと言って泣きながら帰って来たことがあった。子どもにはよくある話ではあったが、傷つく気持ち、不愉快な気持ちは今回の岡本さんだって同じだろうと思う。ましてそれで表現者として生きているのだからなおさらだ。
人の真似は真似でしかない。知的財産というものにもっと敬意を払ってもらわないと、今後の中国の発展はないと思う。
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