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ニックネーム:  【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

カプチーノさんの日記

2010年03月05日08:48

誤診

義母の猫の検査結果が出た、リンパ腫と確定。
余命は数ヶ月、抗がん治療をしても半年から1年程度。
完治はしないし転移の可能性もあるそうです。

恐ろしい事に、つまり最初にかかったA病院は誤診だったという事になりました。
A病院では原因は分からないけれど消化器官に異物がある疑いがあるから、
取りあえず開腹手術を!と、勧められていました。
一番考えられる事態は紐状の物を飲み込んだ為に、腸が絡まったらしいとの事。
ホントに異物?腫瘍?何か分からないのに30万かけて手術。
必死な飼い主は前向きに手術を考えない訳がない。
「猫ちゃんの為にも、早い方がいいです!」
そんな言葉に更に焦るばかり。落ち着いて、落ち着いて…

知り合いの獣医大准教授の先生から御紹介頂いたB病院。
こちらにかからなかったらと思うとゾッとします。
A病院で開腹手術をしたとしたら、何も処置できずに体力消耗だけして30万?
そんなの納得出来ない!

今、猫は毎日チューブから流動食を摂り、大量の薬を投与されています。
このまま投薬で過ごすか、副作用が予想される抗がん剤治療に踏み切るか、悩む義母。
海外出張中の夫が帰国次第、一緒に病院に行って最終決断をするそうです。

一番近いA病院は数年前に救急設備や入院設備を大きくしています。
立派な建物に大きな看板、いつも混雑していて待ち時間がハンパではない状態〜。
一軒家の多い住宅地なのでペットは多い地域、大きなワンちゃんもよく見掛けます。
A病院は診察室も3〜4室あり、獣医さんも複数いらっしゃる大きな病院です。
人気があるから良い病院だろうな、でも相当儲かっているんだろうなぁ〜という印象でした。
一方、B病院はいつも空いていて獣医さんも一人。通過して見過ごす様な規模です。
でも他の地域に2カ所あるので、入院時は大きい方に廻されるそうです。
ある時、
「猫ちゃんの検査でお待ちの間に院内を御案内しますね」
と言われ奥まで入れて頂いた事がありました。
色々と設備を見せて頂いていると数匹の犬猫がいるのに気がつきました。
入院設備はないけれど、病気や怪我のペットを1日単位でお預かりしているそうです。
それとは別に「当院のペットなんですよ」という犬や猫たちもいました。
飼い主さんのご都合で飼えなくなってしまって以来、病院の犬になった子。
何故か電車に乗っていたところを保護され、病院に連れてこられたという犬…
この冒険家ワンちゃんも「当院で飼うことにしたんです」との話。
「良い子なのよね〜、君は♪」
と優しく話しかける獣医さんに温かさがにじみ出ていました。

病院の外見や規模では測れない信頼度。どうやって見極めればいいのでしょう?
獣医大の先生に御紹介頂いていなえれば、一番近くのA病院にかかったままだったかもしれません。
もちろんA病院の先生も動物が大好きで、治したい気持ちをお持ちで獣医さんになったはずです。
悪意のある誤診ではないのだろう…とは思いますが。

さて、今日も運転手は猫の流動食と薬を取りに行って参ります。

カテゴリ名: 猫

 

コメント

2010年03月05日 20:44 【先輩ママ・パパ】 ビアマグ

誤診、といっても、新しい診断の方が重いぐらいで、余命まで告げられるなんて・・・・。絶句です。

 獣医さん、多摩の有名病院が、ひどい診療で何件も訴えられています。しなくてもいい手術、とかいうレベルではありません。故意にしたといわれるひどい診療。こんな先生もいるんだ、と言葉もありませんでした。


 ペットは人間と違って、言葉がしゃべれないので、どこが痛いとかどう辛いといえません。
 でもだからこそかわって飼い主が心をつくしているんです。
生き物への愛情なしでは語れません。

 だから、病院も同じようにあって欲しいです。

 始めの病院も、悪意のない誤診だったということを祈っております。

 そして、どうか、余命ももっと長く、できるだけ長く生きていて欲しいと願うばかりです。

 
2010年03月06日 21:59 【先輩ママ・パパ】 ぼの

カプチーノさん こんばんは

猫ちゃん大変な病気だったのですね。
お義母さまはショックを受けておられることとお察しいたします。
猫ちゃんの流動食があるのですか・・・
動物医療の世界でもほとんど人間が受ける医療と変わらないんですね。
となると費用も同じようにかかるであろうというのは容易に想像できます。
しかし、保険がないので本当に大きな出費ですね。
もちろん命には変えられませんが。

実家の猫も一時期、腎臓結石に悩まされ、家中におしっこをもらすことがあってから、治療用のお食事(と先生は言われます)に
変えて久しいです。
たいしたもので、それ以来、症状が出ることは全くありません。
医療もずいぶん進歩しているのだなと感じました。
私も一緒についてよく病院に行きます。
実家の犬と猫をいつも診ていただいてる病院、
わが家のモルモットを診てくださった病院、規模も先生の人数も違いますが、どちらの病院もとても親切でした。
獣医さんって動物と心で話せるのかなと本気で思うぐらい。

本当にお義母さまの悲しみがこれ以上深くなることがないようにより良い治療を受けて少しでも長生きして欲しいものですね。

 
2010年03月08日 13:56 【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

ビアマグさん こんにちは。

そうなんです、余命宣告まであってショックではありました・・・
心ない儲け主義の獣医さんがいるなんて悲しいですね。
飼い主の必死な思いにつけ込んで命の引き替えと言えば、
いくらでも儲けるチャンスがあるのですよね〜。
そんな事が可能な世界なんだなと実感したので、怖いです。

B病院の獣医さんは曜日によって違う方なのですがお二人とも愛情たっぷりです。
笑顔で猫に話しかけて、義母にも優しく接して下さっています。
これから義母と猫が気持ちよく少しでも長く過ごせる方向にと願っています♪

 
2010年03月08日 14:05 【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

ぼのさん こんにちは。

ほんと、人間みたいな治療に驚きました。
腎臓結石だなんて、ご実家の猫ちゃんも人間みたいな病気で可哀想〜

義母は猫に毎日四回、流動食をチューブで鼻から与えています。
お薬は別の時間に溶かしてチューブから入れるのですが、薬と食事で回数が多く大変そうです。
義母とは世帯も別なので世話は全然しておらずドライバーと秘書(?)に徹していますが、
何だか忘れっぽい老人である義母が、猫介護をしていてキチンと出来ているのか怪しい感じです〜

ぼのさんのモルモットの獣医さんもお優しい方なんですね。
猫の先生も必ず優しく話しかけて下さり、義母も気持ちよく診察に行っています。
素晴らしいお仕事だな、と思う反面、悪徳獣医さんがいるのは残念ですよね。

 
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