今、岩手県の安比高原にスキーに来ている。
こんな晴天の素敵な日に、私は宿にいてパソコンの前なのはなぜか。
今朝、スキースクールに入って、さあ教習だ、と思ったその直後に、よその人と接触して結構な怪我をしてしまったのである。
前方から来た男性とすれ違いざまにぶつかり、左頬を強打。
相手の方は左のあごを強打。
私は顔をちょっと切り、先方も出血。
たちまち顔は腫れあがり、痛みと恐怖でおきあがれなくなってしまった。
一緒にいったテニス仲間に元スキー部の方がいて、しかも元パトロール隊員だったのですぐ助けてくれたのだが、自走は無理と判断、レスキューを要請してくれた。
この方がいてくれたおかげであらかたの処置は終わっていたが、雪上バイクがやってきて私をパトロール隊の救護室まで運んでくれた。
昔から乗ってみたいと思っていた雪上バイク。
映画「ホワイトアウト」の中で雪上のカーチェイスをやっていたなあ。
レスキューの方に、「これ、昔から乗ってみたかったんですけどね。こんなことでは乗りたくなかったです。」と言ってしまった。
かなり顔が腫れていた上、相手方の男性も顔を打っているので、そのまま病院に一緒にいくことになった。
CTを撮って待合室で待っていたら、ドクターが来て、「すみませんがもう一回別の角度から撮りたいのでもう一度検査室に行ってください。」という。
一気に不安になったが、頭の輪切り映像には問題は無いという。
頬骨の骨折を見るためらしい。
検査室で被爆の心配について技師に聞いたりしたが、放射線は生殖器に蓄積するので、頭を続けてとっても離れているので大して問題はないという。
結果的には骨には異常は無かったのだが、試合後のボクサーよりもっとひどく今は顔が腫れている。
そしてもっとも心配なことは相手方の怪我だ。初めの病院には口腔外科がないのでもっと大きなところに向かっている。頼むから大事に至りませんように、と今祈りながら書いている。
連絡待ちがこんなにつらいとは。
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