テニス仲間のナナちゃんは、来年四週目の年女。
この前一緒にテニスに行く時、車の中で面白いことを言っていた。
ナナ 「あ~、スキーに行きたいなあ。」
ビアマグ 「行けばいいのに~。」
(今回誘ったが日程があわず断念。)
ナナ 「私はね、スキーのうまい彼氏とスキーに行きたいん
だよね~。でね、その彼は板を全部もってくれて
リフト券も買いに行ってくれる。で、板を履く
時、揃えてくれて、肩も貸してくれる、そんな
彼氏が理想なの。」
ビア 「え~?そうなの???意外~。」
(注:ナナちゃんはものすごくしっかりしていてさっぱり
していて仕事もデキルすごい人。ちなみに既婚。)
ナナ 「で、リフトに乗るときも、一歩下がって椅子をとめて
足がぶつからないように押さえててくれる人がいいん
だけど。」
ビア 「え~。そんな人いる~?第一そういうのはさ~、20
代くらいまでのセリフじゃないの~。(笑)」
ナナちゃんの旦那様はまったくスキーをやらない。ナナちゃん自身は相当うまい。しょっちゅう「旦那とは趣味が合わなくて~。」と言っているが、なんだかんだ言いながら仲良しの夫婦である。
ナナちゃんの言う理想の彼氏とやらだが、私は結婚や出産で人生の途中10年くらいスキーに行っていないが、今までそういうことをされたことはない。してもらおうと思ったこともない。
スキーを休んでいる間に世間の彼氏はそういうことをしてくれるように進化したのか???
昔、会社の仲間と大勢でスキーに行く時も、道の途中でタイヤチェーンをつける場面では絶対に手伝ってきたし、たまによその車で、女子だけ暖かい車の中にいて、男子がチェーンをつけているのを見ると「あれはないよ。」と思っていた。
そしてたぶんナナちゃんもそういうタイプだと思っていたのだが、ものすごく意外だった。
この前ゴルフに行ったとき、一緒だったテニスコーチがいつもは厳しいのに、パターは運んできてくれるは、バンカーは直してくれるは、ちょっとびっくりに親切だったのに驚いてしまった。
「今日はものすごく優しい彼氏がついてるみたい。」と笑っていたが、よく考えたら一緒にいたうちの夫は何をしているのやら~???
ナナちゃんはお兄さんとばかりスキーに行っていたので、逆に「使われて」きたらしい。
その反動で、よそのカップルが羨ましかったのだそうで。
「げ~。絶対だめだよ~。そんなの。無理だし~。」
・・・と言いながら、されたら嬉しいのだろうか、とちょっと考えてしまった。40代なのに。
カテゴリ名: ひとりごと