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ビアマグさんの日記

2009年12月12日19:34

浮世絵

 渋谷の、たばこと塩の博物館に、浮世絵展を見に行ってきた。
 浮世絵、複写や写真は見たことがあるけれど、本物を身近でちゃんと見たことはなかった。


 浮世絵は一枚一枚摺り出してあるので、版木が弱ればそれでおしまい、新しい版を作ったりすれば、もう同じものは出来ない。枚数が少ないところに、和紙で色も繊細なので、保存状態も重要。


 着物の柄が一枚一枚違った多色刷りの美しさ、髪の毛が一本一本描かれた細かい細工の様子に、150年も200年も昔にこんな技術があったのか、と驚くとともに、神奈川沖浪浦(波がざば~ん、と左から被っているあれ。)、赤富士などの「本物」を見てかなり感動した。


 着物の柄でその人が誰だかわかったり、身分や生活ぶりもわかるというのも不思議だった。

 役者絵は今でいうプロマイド。ジャニーズの写真を持っているようなもの?イケメンはたくさん売れたらしい。


 それにしても昔の着物の柄の綺麗なこと。着物の文化は後世に伝えなければ、と強く思った。(といいつつ、ひとりで着られるものは限られる。)江戸の頃とは着方も帯の結びも違うけれど、日本を代表する文化だと思う。


 普段、何でもない時に着ないと、着物はどんどん遠くなる。誰かの結婚式、観劇、そんな機会だけではとてももったいない。


 女性だけでなく、男性も、着物をもっと着たらいいと思う。大沢親分とか、鑑定団の中島誠之助さんとか、大人の男性の着物姿も素敵だ。
 羽織の裏とか長襦袢とかに派手な柄を入れて、おしゃれ心がちらりとのぞくのもいい。


 若いコの花火の浴衣だけが唯一、頑張っているけれど、普通の何でもない普段の着物、もっと若い人も着て欲しい。

カテゴリ名: ひとりごと

 

コメント

2009年12月13日 06:26 【先輩ママ・パパ】 ぼの

ビアマグさん おはようございます

記憶をたどっても私はたぶん本物を見たことがありません。
ビアマグさんの日記を拝読してぜひ一度見てみたいと思いました。
浮世絵というと写楽を思い出します。
絵そのもの以上に謎めいた活動期間に興味津々だったことが
ありました。

高校生ぐらいからお茶とお花をご近所のおばさんに教えていただいてたので、
初釜やなんやで結構着物を着る機会がありました。
母も物入りだといいながらも仕度が自分の楽しみの一つだった
ようでした。
でも結婚してからは本当に冠婚葬祭の時にしか着なくなりました。
着物たちがきっと泣いています。
着付けもちゃんと習ったのに完璧に忘れてしまいました~
もったいないです。

 
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