深夜0時前、パソコンの前にスタンバイしていました。
2週間限定というマイケルジャクソンの映画を音響のよい映画館で最高の席で観たいっ!
待っていた映画です、塾で留守のシナモンには悪いが、これは観ない訳にはいきません〜
キャンセル不可のチケットだけど、こうして二日前からネット予約しました。
幸い希望通りの席を確保し、夫と久しぶりに新宿へ。
映画の題名 THIS IS IT を初めて聞いた時、文字通りの直訳とは違うニュアンスを感じていました。
何かの全部を見せ終わったり、何かの全てを説明した後…私にはそんな時に聞く言葉という印象です。
この言葉の深くに「全部終えた」という意味合いを感じるのです。
亡くなる前から彼が決めた題名でしょうけれど、亡くなった今だから感じる響きがあります。
これはロンドン公演のリハーサルを中心とした、ドキュメンタリー。
スタッフとの交流やミュージシャン達との細かい打ち合わせが記録され、彼の音楽をたっぷり楽しめます!
マイケルが動いて歌っている!!最高の時間でした♪
彼が音、映像、全ての流れを自分で把握して指示を出しているのには驚きました。
自分の芸術を完璧に仕上げる為には妥協しないのです。
This is it の中で、彼はいつも謙虚で、スタッフに遠慮深く指示を出しています。
大スターなのに声を荒げる事もなく、いつも思いやりの言葉が出ていました。
しかも、いつもファンの為にという意識があるのです。
映画だから都合のよい場面で繋ぐ事は可能でしょう、でも私はこれが彼の本当の姿だと信じます。
一部の行動には理解出来ない事もありました、でもとにかく努力と愛の溢れる人でした。
だからスタッフ達も彼を愛していたのだと思います。
彼と一緒に仕事をしたい!心からそう思えるお人柄。
改めてマイケルの偉大さを感じずにはいられませんでした。
最近はネットのお陰で色々な事が出来て本当に便利です。
長蛇の列に並ぶ事もなく最高の席が確保出来ました。3日の午後、当然ながら満席です。
映画が終わり、最後の最後、明るくなるまで席を立つ人はいませんでした。
そして最後に観客から拍手が沸きました・・・敬意を表する拍手だと感じました。
映画が終わり、夫と話している中で出た言葉、
「どうして金持ちになって歳をとると、世界平和とか環境とか言うのかなぁ〜?」
ジョンレノンも清志郎も同じです、素晴らしいじゃないのっ♪
確かに地位も名誉も家族にも恵まれたら、次に目指すのは世界平和や地球環境なのでしょう。
自分の為には既に全てを手に入れたのですから。
でも!人を騙したり欲望に満ちて得た富を得た人には出来ない考えだと思うのです。
そういう人は更なる欲望で自分の私腹を肥やします。
また、日々の生活に追われていたら、地球規模の事を考える余裕がないかもしれません。
長い時間をかけて努力の末に仕事を成し遂げ、次には周囲に目が向く。
自分ではなく周囲に目がいくって、素晴らしい事だと思います。
Save the planet. 破壊される環境を嘆いていた彼の言葉。
映画の最後に、地球を抱きしめる少女が映ります。
マイケルの思いをしっかりと受け止めたいと感じました。
上映は2週間延期となりました。もう一度観たいです〜!!
興味のある方は是非、音響のよい劇場にお出かけください♪
カテゴリ名: ママの息抜き♪