今日は月に1度の、お花の絵の日。
私の大好きな鈴木先生を囲んで、お花を水彩画で描く
レッスンの日でした。
レッスンと言っても、描き方のノウハウを教えてもらう
わけではありません。
鈴木先生の絵を真似て描く人もいれば、自己流で描く人
もいます。
最終的には 先生に見ていただいて、手直ししていただく
のです。
この手直しで、先生が筆を入れることによって、一瞬に
して絵がいきいきとしてきます。
これには本当に驚きます。
絵に色気が出るのです。
これは、私の経験では、いけばなのお稽古に似ている
なぁと思っています。
生けたお花に、お花の先生が、たった1回ハサミを入れ
るだけで、花びんに生けたお花が、 一瞬にいしてイキイ
キとしてくる、あれと似てると思うのです。
今日はユリを描きました。
これも、鈴木先生のユニークな一面なのですが、「描き
たいと思うお花を、自分で持ってきて」とおっしゃいま
す。
先生が、「これを描きなさい」とはならないのです。
先月は都合がつかず、お休みしちゃったので、今日の
レッスンはとても気持ちのよい時間となりました。
がんばるのではなく、無心で、気持ちよく描けました。
その気持ちよさが、先生にも伝わったのでしょうか。
2メーターほどある大きなテーブルに、皆で食事をする
かのように座って描くのですが、たまたま今日は隣に
座っていらした先生が、私の絵の方に手を伸ばして、
ずっと一緒に塗っていらっしゃいました。
先生と一緒に塗れるなんて、ラッキーと思いましたが、
それはおくびにも出さないように気をつけながら、余計
無心になって塗りました。
今日は、いつにも増して、私の癒しの時間となりまし
た。
鈴木先生、ありがとうございます。
本当に大好きなんです、私、この先生。
ちなみに、この鈴木先生、雑誌クロワッサンなどに連載
していらっしゃる大橋歩さんとは大学時代からの親友だ
とおっしゃるだけあって、私なんてカルチャーショック
を感じるほど、センスのいい暮らし方をしていらっしゃ
います。
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