受験生の子どもがいると、いや、受験生がいなくても、主婦は自分の健康は二の次、三の次になりがち。
子どものお弁当は、肉だ野菜だ、赤だ黄色だ緑だと気を使うくせに一人の昼食はインスタントラーメンだったりすることもある。
しかし、子どもが受験期ということは実は、親世代だって健康に気を付けなくてはいけない年代なのだと思う。
女の厄年は33歳といわれるが、これは、そのくらいの年齢になったら体に気をつけなさいよ、という先人の知恵なのかもしれないと思う。
長くほったらかしだった自分の体だが、今回マンモグラフィと子宮がんの検診に行ってきた。
何も異常がなくても、年に1回くらいは女性検診に行ったほうがいいとは、近年よく言われるようになったが、産婦人科はなかなか敷居が高い。出産の前後は検診も慣れたものだったが、お腹がからっぽだととたんに行きづらくなる。
これまでは総合病院の産婦人科に行っていたが、今回行ったのは女性専門のレディースクリニック。どうせ行くなら病院ぽくないところに気分よく、と思ったので。
受付からスタッフ、医師たちも全員女性という銀座のクリニックは、予約制で快適だった。はじめの相談は保険がきかず、15分で1万円の相談料をとる。これはちょっと痛い出費ではあるが、どこが悪いということではなくても、時間をとってゆっくり相談できるなら、と思いきって予約した。
同年代に増えている乳がん・子宮がんについて心配に思っていることや、これから数年後に起こるであろう更年期についても説明していただいた。
費用は高くても満足度は高かった。総合病院では時間の関係もあり、ここまでよく説明をしていただいたことはない。
子どものことももちろんだが、まず親自身が健康でなければ日々の暮らしにも影響がでるわけで、二の次はともかく、三の次や四の次(?)にすることなく、たまには自分にも目を向けたいと思った。
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