娘(中三)は私学中高一貫女子校に通っている。
文化祭実行委員長になったから、
勉強もこの役割も部活もより頑張るとのこと。
なかなか頼もしいと思う。
でも、教えてもいないのに、いつの間にやら、
自分の生き方を踏襲しているようにも思えて、少々ぞくっとした。
わたしも中高6年間を私学女子校で過ごし、また、中高生徒会で活動もした。(ちなみにわたしは”文化委員長”だった)
理数系が苦手で、国語や歴史が得意なのもそうだ。
「ママの娘なんだから、物理や数学できないのは、仕方ないでしょ。」なんて言うが、
どうかこんな母のような轍は踏まないよう、
お願いだから、”反面教師”として欲しい。
「理数系が苦手だと、人文科学を専攻しても
いずれ行き詰まってしまう。
今なら間に合うから、苦手を克服すれば
きっと世界は拡がるよ。」と諭すのだが。
娘よ。どうかこんな愚かな母を超えて、
もっと幸せな人生を堂々と歩んで欲しい。
そのためにはどんなことも厭わず、
あなたを守ることを母は約束する。
「わたしを超えてゆきなさい。
あなたなら、それができる」と
娘は委員長になったと知らせてくれたメールに
返信した。
わたし「似たような中高時代を過ごしているね、
充実しているだろうけど、結構しんどいかもよ。」
娘「・・・いいよ。」
今週は桜の花びらが散り、
新緑も芽吹いてきた。
やがて彩られる緑の季節を、
思わずにはいられない。
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