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山脇学園中学校さんの日記

2020年03月17日15:48

科学研究チャレンジプログラム「視点を変えて考える」「アカハライモリの研究」について
 

2月15日(土)
科学研究チャレンジプログラムの生徒たちが、南九州大学教授・秋山繁治先生にお越しいただき、ご講義を受けました。講義内容は大きく2つ。「視点を変えて考える」・「アカハライモリの研究」について。

「視点を変えて考える」では、今の自分の在り方について、根底を揺さぶられる内容でした。現在、生徒たちは来月の3月14日(土)の研究報告会にむけて準備を進めていますが、秋山先生からの「その研究はそもそも何を目指しているもので・何のためにやっているのか?」との問い。今までの研究のデータ処理や発表原稿の作成に追われてしまっているこの時期だからこそ、改めて扱ってきた研究について生徒自身が俯瞰的に見る視点を再確認させていただいたように思いました。

また、この「俯瞰して見る」は女性としての生き方にまで及びました。社会の中での女性の立場について、これは本校の初代校長山脇房子先生が当時の社会においても指摘をされている点ですが、現在もまだまだ発展途上にあり、これに対して自然科学の分野を探究する事は、能力がある人が認められる分野であり、女性がこれからを生きていく突破口になる、と熱く論じて頂きました。

後半は、先生のご専門のアカハライモリについて。

イモリが生殖の際、何度もメスの前に行き、尾を振ってアピールするもどかしさや、イモリに対する先生の情熱が伝わってくる内容(本記事を書いている私は生物の教員ですが、単純な「体内受精」では無い点に、生物の多様性を感じ、感動してしまいました。)。また、「好きこそ物の上手なれ」ではありませんが、何事も興味を持つものに熱意をもって行動できるものです。勉強も部活動も、仕事も。先生のイモリに対する情熱も、教育に対する情熱も、根源にあるものは同じだと感じました。だからこそ行動できるのだと。
私たち自身にとっても考えさせられる内容でした。
何のために、何を目的として。
社会のため、人のため。

カテゴリ名: 学校生活

 

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