4月9日(土)に入学式を迎えた新入生達は、今日からオリエンテーション期間が始まりました。
一番初めに行われたのは「新旧対面式」。新入生と在校生、全員がグラウンドで顔合わせをしました。
在校生代表として、生徒会委員長から次のようなあいさつがされました。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
私たち在校生は、皆さんとこれから学園生活を一緒に送ることをとても楽しみにしています。
3月11日に東日本大震災が起こりました。
この地震、そして大きな津波で、大変多くの方が亡くなり、ニュースなどで何度も流れる被災地の状況を見ていると、すごく胸が締めつけられる思いです。
原発事故や停電、スーパーやコンビニの物がなくなってしまったり、様々な行事・イベントが中止になってしまったり、被災地の方はもちろんですが、被災地以外でもそれぞれに不安な日々を過ごしていると思います。
しかし、みずからも被災者である高校生たちが、地元被災地のためにボランティア活動をしていたり、身を危険にさらしながら、寝ずに、休まずに救済・支援のために頑張っている人もいます。そんな人たちもいる中で、私たちはどのような形で貢献できるでしょうか。
今、この瞬間に自分は何ができるか考えると、募金や節電などの活動がありますが、今の時点で中学生・高校生の私たちにできることは、とても限られていると思います。
ですが、これから長い時間をかけて学校でたくさんのことを学び、将来それぞれの分野で活躍することは、時間はかかるかもしれませんが、私たちなりの、私たちにしかできない貢献だと思います。
ぜひ、小野学園で「人のために何かできる思いやり」の気持ちをもって、みんなで心を一つにして、充実した学園生活を送りましょう。
小野学園には行事などで、1年生から6年生まで、全員が関わり、一つになって協力し合う機会がたくさんあります。
一緒に協力して、これから一つ一つ成功させていきましょう。
私たち在校生一同、協力して皆さんの新しい生活の手助けをしたいと思いますので、わからないことがあったら、いつでも聞いてください。
これから、どうぞよろしくお願い申し上げます。
新入生達はこの後、校舎案内やクラブ紹介等毎日6時間のオリエンテーションプログラムを経て、15日から、いよいよ学習習慣強化プログラム第Ⅰ期に入ります。
カテゴリ名: イベント案内
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