新撰組の屯所は京都の壬生というところにあった。京都の西側の郊外。
そこから歩いて10数分のところには島原が、40分ほど歩いて鴨川を渡ったあたりには祇園があった。いわゆる花街である。
新撰組ではなぜかその体の弱い儚げなイメージからか、沖田総司の人気が高い。
しかし、写真で見る限り、イケメンなのは土方歳三のような気がする。
(坂本龍馬は・・・福山雅治の方がイケている。)
↓幕末写真館
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/quwatoro/bakumatu.shtml
土方歳三は花街ではモテモテだったようで、文久3年11月、土方は故郷の支援者に手紙を書いているのだが、その中で「花街の芸妓が、我ら『報国憂士』を慕うことは筆紙に尽くしがたい」なんて書いているのだそうだ。なんじゃそれ。
島原の「花君太夫」、祇園では芸妓3人ほど、北野天満宮の上七軒には「君菊」「小楽」とお相手の名前をあげている。
最終的には上七軒の君菊を落籍し、女の子を生ませているのだが、モテたんだね~、とちょっとびっくり。
新撰組は「局中法度」という厳しい戒律の元で命をかけて仕事をしていた。他の人に殺されたより、仲間内の粛清で亡くなった人の方が多かったのではなかったっけ?
相互監視のピリピリした空気の中、京都の治安も悪く、明日をもしれない志士達を慰めてくれたのは女の人だったのかもしれない。
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