1日のうちの、どの時間もオープンにしてくださっているフリー参観日。
午前中にマラソン大会を見た後、いったん帰宅し、午後からは、運動会の組立体操と修学旅行のビデオを観に行きました。
組立体操を見ていて思いました。
まだ暑さの残る9月に、運動場で裸足になって、毎日毎日練習してたんだなぁって。
修学旅行。
インフルエンザで学級閉鎖になったクラスがあり、1ヶ月遅らせての実施でした。
11月も末の頃になっていました。
前夜も遅くまで塾で勉強していました。
帰宅した日も塾のある日で、当初は塾に行く気満々で出かけていったのですが、さすがに実際行って帰ってくると疲れが出て、すぐに寝てしまい、塾は欠席でした。
こんなことを思い出しながら、ビデオを観ていて、ふと思い浮かんだのです。
当たり前のことだけど、子どもと私とは、まったく別の時間を生きているんだなぁって。
子どもは、朝から夕方まで学校のことをして、夕方からは今度は塾の時間を生きてきたんだなぁって。
子どもの時間の中に、私の知らない時間がいっぱいあるんだなぁって。
ずっと、頑張っているんだなぁって。
私ね、ユコのWEB発表を見た時、無事に終わったことにホッとしました。
確かにホッとはしたのですが、自分がホッとする感覚を自覚すればするほど、ずっと一緒にやってきたユコの友だち達から連絡がないこと、自分がやってるお母さん向けセミナーにお越しくださっているお母さん方のお子さんはどうだったんだろうってことが、本当に気になって、気になって、ユコには申し訳ないんだけど、喜びのような安心のような気持ちは一瞬で消え去り、
「あ~あ、中学受験、無くなればいいのに」
って、思ってしまったんです。
でも、このビデオを観ている時、不意に、それに対する答えのような言葉が湧いてきました。
「この子達が、磨かれていないわけがない!」って。
「こんなに頑張ってきた子ども達。合否がどうかということでは計れない何かがある。磨かれていないはずがない」って。
中学受験がなくなればいいと思ったことなど忘れていたのだけれど、どこかに答えを求めていたのでしょうか?
きっと、求めていたのでしょうね。
今の私の答えは
「磨かれていないはずがない」なのです。
そう信じれば、その現実がやってきます。
そう。
子ども達は、磨かれたのです。
自らを磨くと決め、磨いた子どもを、私は誇らしく思います。
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