「1月18日やったな。
ちゃんと空けてるから。」
と夫が言う。
「え?」
「えって、ユコの受験日やろ?
仕事、空けてるから。」
「いや~、その日、家にいてくれても、別にしてもらうことって無いねんけど・・・」
今度は夫が
「えっ?」
「だって、お兄ちゃん達二人は、学校が受験会場になるから、自宅待機で、課題が出てるし、この二人は別にもうお留守番してたって大丈夫。
私は朝ユコと一緒に行って、そのまま夕方まで受験会場の控え室で待って、帰りは一緒に帰ってくるから。」
「あっ・・・、そう・・・」
やっと受験体制というものを理解してくれたお父さん。
でも、ちょっと遅かったかな(笑)。
2年前の次男の受験時。
1ヶ月前の12月に
「お父さん、1月16・17・18日の夕方から、家にいれるようにしてくれる?」
と頼んだ私に
「は?3日間も、そんなこと、仕事あるのにできるわけないやろ!」
と、子ども達もいる前で、言ってしまったお父さん。
しかも、その後
「3日間も、何があるんや?」
と言ってしまったお父さん。
そして、私からなら、いざ知らず、子ども達にまで冷たい視線を浴びてしまったお父さん。
きっと今年は挽回するつもりで、はりきってくれたんでしょうねぇ。
ちょっと、可哀想な、お父さん。
でも、充分、ユコの癒しになってたよ。
だって
「ママ~、とっちゃん(娘は父親をこう呼ぶ)、せっかくはりきったのに、的外れやったな(笑)。
ちょっと可哀想やけど、でも、おもしろかったなぁ」
って、くっくくっくと笑ってたから。
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