年末の師匠筋の合同忘年会は、会費が高い代わりに、くじでクオカードを商品として出す。
7つ位の事務所の合同忘年会なのだが、このくじ引き大会には、事務所の所長は当選権がない。残りの、いわゆる所員ばかり20数人での争奪戦となる。1万円、5,000円、3,000円がいくつか当たる。
で、私は今年3,000円のクオカードが当たったのだが、従業員2名でも一応私は所長の妻なので、当たったカードは毎年誰かにあげてしまう。当然のことだが。
今年は、結婚して2年くらいのよその事務所の若い男子にプレゼントした。
そのまま二次会に突入してそんなことも忘れていたのだが、なんと、お正月すぎに我が家に静岡からクラウンメロンなるものが届いた。
差出人を見ても誰だかわからなかった。○○という苗字にはたくさん心当たりがあったのだが、誰だっけ、という感じ。
中に手紙が入っていて初めてクオカードのお礼だということがわかった。下の名前は○○君っていうのか。
ものすごくビックリした。若いのにすごいなあ。
こういう心配りをしなさいよ、と神様から言われた(お笑い芸人風にいうなら、どつかれた?)気がした。
彼の出身は静岡で、メロンの産地らしい。
箱に入った立派なメロン。「食べごろは6~8日です。」と書いてある。クオカードじゃ買えないに決まっている。どうしよう。
しかし、ちょうど風邪をひいてしまったので、有り難く頂いて風邪を治そうと思う。
そして、気配り・心配りについて考えさせてくれた彼に大感謝。
年ばかり重ねていろいろ足りていない自分を反省しつつ、味わってメロンをいただこう。
この世の中は「ありがとう」に充ちている。
カテゴリ名: ひとりごと