MOONさまにコメントしていて、深く思い至ったことがあるので、つらつら日記に記します。
中学受験という、特殊なようでいて実際には多々存在し、短いようでいて毎日毎日が実は結構たいへんな親と子の、この経験を、お互いを客観視できる他人様と共有できるのは、貴重なことだと思います。
身内の言うことには反発を覚えるけど、他人様の言葉だというだけで、同じことでも、すんなり自分の内に届くことがあるからです。
また、ただの反発だけのために、自分をより良いほうへ変えるチャンスを逃すことは惜しいことだと思うからです。
経験した人にしかわからない、親子の葛藤、細やかな心の機微、親子でも心配りが必要なこと、食生活の工夫、生活時間の見直し、コミュニケーション術の応用などを、得手・不得手、できた・できないはあるにせよ、知らず知らずのうちに、気づき学び実践してきたものがあるはずなのです。
だから、これを共有しないなんて、もったいない。
これは、心が揺り動かされるときなら、どんな場合にも当てはまるのでしょうね。
たとえば、受験。
たとえば、恋愛。
たとえば、闘病。
自分に差し迫った突きつけられた課題があるときに、人は皮肉にも、真剣に考え、自らを省み、いかに前に進むかを己に問うということをするのだと思います。
経験を生かすとは、こういうことを指すのでしょう。
それを、わずか12歳で経験するとは、たいしたことだと思います。
あ~!
もう、ちょっとだよ、みんな~!
がんばれ~!
カテゴリ名: 中学受験