夜遅く電話が鳴った。
「ぼのさんのお宅ですか?□□□塾ですが、今月からお月謝の方、お引き落としさせていただきます。初回の際は連絡させていただくことになっております。どうぞよろしくお願いします。」
確か、先日封書で連絡が来ていた。
ご丁寧にお電話でも…ということか。
「それでおいくらですか?」
記憶がちょっとあいまいだったので尋ねると、全部で26,000円とのこと。
「えっ?」
「入会金15,000円とお月謝は11,000円です。」
「えっ?確か、お月謝は13,000円だったはずでは?」
「途中から入られていますので、日割りにしております。」
うわぁ~ありがたい!
結構良心的ちゃうの!
あんまりなんにも考えずに思い立って入会したので、どうせなら月の途中からじゃなくて翌月からにするとか考えたらよかったなぁと思っていたのだ。
この塾はあたりの沿線、駅から2・3分に立地するビルに限定してある現役生専門の予備校。
ここ2・3年で急激にその数を増やしている。
駅を利用している学校の生徒たちの多くがこの予備校を利用している。
S学園のあの子も、ほら、同級生の○○子も…
大阪市内まで行けば大手予備校が林立し、選びたい放題だが、交通費もかかるし、部活などをしていると通う時間ももったいない。
近くであればいいのになぁ…と思っていた多くの学生が飛びついたようだ。
しかも、値段が安い!
入会金も二人入会で半分。三人だと無料!となっている。
お月謝も一科目ごとの精算。これは当たり前?
でも、とても分かりやすい。
たとえ塾でも必要以外のお金は出したくない昨今。
需要と供給で一致するところなのかもしれない。
カテゴリ名: 中学受験は2回目ママ