「一生、毎日が勉強という気概」を持ちつつ、校是である「精力善用」「自他共栄」の精神で人間力を高め続ける----。わたしはそれが地球市民のリーダーの条件だと考えます。灘校では「学年担任団」の創設など独自の取り組みにより、その実現を目指しています。

サピックス小学部代表取締役社長の髙宮敏郎氏をモデレーターに、灘校の和田校長と、同校のOBでもある同志社大学教授の橘木俊詔氏が、「世界に羽ばたく人材育成」をテーマに、グローバル化時代に求められる人材について語り合いました。

2011年春の入試では、灘中と並ぶ男子進学校・開成中のサピックスからの合格者が定員300人中221人に達しました。サピックスの講師を務める溝端宏光氏と梅田一弘氏が、その特色について報告しました。モデレーターは森上教育研究所代表の森上展安氏です。