朝日小学生新聞特別増刊号 WILLナビNext

中学校からはじまる新科目の勉強法
NHKラジオの「基礎英語」で英語の4技能をすべて伸ばそう

 日本の社会はグローバル化が進み、海外で仕事をする日本人はもちろん、日本で働く外国人の数も増えており、英語は共通語のように使われています。ですので、これからは「使える英語」を身につけることがとても大切になります。みなさんは、すでに小学生のときから、歌やゲームを通じて英語の世界に親しんできましたが、中学1年からは、いよいよ本格的に英語の勉強がスタートします。そこで、本当に「使える英語」を身につけるために大切だと思うポイントを、いくつか紹介します。

 まずは、英語の「読む・書く・話す・聞く」の4つの技能を、別々に勉強するのではなく、一緒に勉強することです。具体的には、読み書きだけといった勉強を避け、聞いて、話し、読んで、書く練習をすべて取り入れた勉強ができるように心がけることです。大学入試でも4技能すべてが求められるようになりますし、中学や高校でも、英語で英語の授業が行われるようになります。ですから、英語を学ぶときには、常に4技能を意識するようにしましょう。

 その上で、英語で何ができるようになったかを確認する習慣をつけるといいでしょう。授業で習った内容に合わせて、「英語で自己紹介ができる」「英語で道案内ができる」「英語で手紙が書ける」など、自分が実際に英語を使ってできることを徐々に増やしていってください。

 次に、英語を、勉強すべき「教科」ではなく、コミュニケーションのための「道具」だと考えることです。道具の使い方を覚えるには、何度も繰り返して使うことが大切です。また、自分なりに道具(=英語)の楽しみ方を見つけるようにすることで、続けやすくなりますよ。たとえば、音楽のポップスが好きなら英語の歌詞の内容を調べることでもいいでしょうし、スポーツが好きならそのスポーツに関係した英語の雑誌などを読むことでもかまいません。いやいや勉強するのではなく、楽しみながら英語に接することができるはずです。

 楽しみながら英語を学ぶ方法の1つとして、NHKのラジオ講座「基礎英語」シリーズの活用をお勧めします。1日15分間の番組を月~金曜日の毎日放送しているため、繰り返し勉強するのに適しています。しかも、4月から3月まで1つの物語が続いていきますし、ストーリーも登場するキャラクターも、みなさんが興味を持ちやすいものになっているため、「次はどうなるのだろう」と、1冊の本を読んでいくような楽しみを感じることができると思います。

 番組を進めているのは、実力のある著名な講師と、英語を母語とするスタジオパートナーたちです。実際に英語で生活している人が使うような表現を学ぶこともできます。毎回の放送を通して、4技能を高めるように工夫されており、「英語で~ができる」という目標も毎月決まっています。ですから、1年間通して「基礎英語」を続けることで、楽しみながら、英語の4技能を効率的に身につけることができるのです。

 「基礎英語」は1~3まであり、それぞれ中学1~3年の学習内容に緩やかに連動しています。学校で習う順番と多少前後することはありますが、1年を通して学べる内容はほぼ同じです。知らない単語や表現があっても、何度も繰り返し出てきますから、ストーリーの面白さにつられて、いつの間にか覚えてしまうかもしれませんね。ラジオと市販されているテキストを用意するだけで、あまりお金をかけずに始められる上、朝、夕方、夜の3回、同じ番組を放送していますから、自分の生活リズムに合わせて聞くことができます。その意味では、勉強の習慣をつけることに役立つかもしれません。万が一聞き忘れても、本放送の翌週月曜から1週間、インターネットのストリーミングで聞き直せます。CD付きのテキストもあり、2017年度からは音声のダウンロードもできます。年2回の「書き込み式ワークブック」で、学んだ内容を総復習することもできるようになりました。英語は毎日繰り返すことがとても大切ですので、ぜひ「基礎英語」で、楽しみながら学んでいってください。

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