私立中高一貫校の魅力体感イベント

5月21日(日)難関私立中学・高校進学相談会 開催レポート

大阪・梅田のハービスホールで、「難関私立中学・高校進学相談会」(主催:朝日小学生新聞・朝日中高生新聞、特別協賛:サピックス)が開催されました。当日は、関西圏を中心とした私立難関校47校が参加。学校ごとに相談ブースを設けて先生方が個別に対応したほか、2017年度の入試分析、受験や教育に関する座談会や講演、パネルディスカッションなど、さまざまなプログラムを実施。私立中学・高校の魅力に触れられる絶好の機会とあって、多くの来場者でにぎわいました。


当日の様子

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47校がブースを開設
最新の学校情報を提供

 恒例イベントとなった「難関私立中学・高校進学相談会」。今回も関西圏を中心とした難関校47校が個別相談ブースを開設し、各校の先生方が受験生や保護者の相談に直接答えました。注目を集める学校のブースでは、開場直後から相談を待つ人の列ができるなど、関心の高さがうかがえます。

 いずれのブースも、先生がさまざまな資料やデータを示しながらていねいに対応。教育の理念や特色、入試制度などのほか、通学時間や、学業と部活動の両立の仕方、小学生のうちに身につけておくべき力など、学校のパンフレットやホームページではわかりにくい細かな疑問や不安に一つずつ答えていました。

 大阪星光学院、甲陽学院、四天王寺の3校はセミナー会場で個別の説明会を開催しました。また、会場の一角には学校案内を集めた資料コーナーもあり、来場者の志望校選びに役立つ情報が提供されていました。

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サピックスの入試分析や
出題された朝小記事の紹介も

 サピックス小学部は「中学受験相談コーナー」を設けて受験に関する相談に対応。関西圏はもちろん、首都圏での受験についても情報を提供しました。そこでは、効率的な勉強法や志望校選びなどの質問に答える一方、サピックスの教育方針や教材、カリキュラムを紹介し、来場者の関心を集めていました。

 また、サピックス環境教育センターとサピックスの通信教育「ピグマキッズくらぶ」のブースも開設され、こちらでは子どもたちが環境ミニ授業や教材体験を楽しんでいました。

 一方、サピックス小学部講師による「難関私立中学入試分析」では、関西の2017年度入試について算数、理科、国語の順で教科別に分析。各教科とも実際に出題された問題を例に挙げながら、難関各校の出題傾向や次年度以降への対策、学習方法などが説明されるため、多くの保護者の方が熱心に聞き入っていました。

 2017年度入試で実際に出題された新聞記事を紹介する「朝小コーナー」にも大勢の来場者が集まりました。見本紙の配布や書籍の販売も好評で、あらためて新聞の効用やおもしろさに触れた小学生も少なくなかったようです。

 高校受験を考える人を対象にしたセミナー「難関高校入試分析」にも保護者の皆さんが続々と集まり、SAPIX中学部講師による2017年度の入試分析に耳を傾けていました。

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多彩な座談会や講演
教育を広く考える一日に

 難関校の先生による講演や座談会、パネルディスカッションも一日を通して実施されました。「算数に強くなり、数学で伸びる! “思考力”を鍛える秘訣」と題した座談会では、灘、東大寺学園、洛星の数学担当の先生が算数・数学に不可欠な論理的思考をテーマにディスカッション。思考力の伸ばし方や学習の取り組み方などについて議論しました。

 「10歳からの医学部進学ガイド」と銘打った座談会では、高槻、西大和学園、洛南の先生が医学部受験に向けた教育について説明。併せて関西圏の医学部入試の特色や分析が行われました。

 相談ブースから講演、座談会、セミナーなど充実したプログラムが提供された今回の進学相談会。教育や受験に役立つ情報をさまざまな角度から得られる一日になったことでしょう。

セミナー

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算数に強くなり、数学で伸びる!
“思考力”を鍛える秘訣

−灘・東大寺学園・洛星−

パネリスト
○灘中学校・高等学校 数学科教諭 河内一樹先生
○東大寺学園中学校・高等学校 進路指導部長 世古佳樹先生
○洛星中学校・高等学校 副校長 藤田武久先生

コーディネーター
○サピックス小学部 関西統括責任者 溝端宏光先生

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10歳からの医学部進学ガイド  

−高槻・西大和学園・洛南−

パネリスト
○高槻中学校・高等学校 教頭 池田祥行先生
○西大和学園中学校・高等学校 入試企画部長 宮北純宏先生
○洛南高等学校・附属中学校 渉外部部長 亀村俊実先生

コーディネーター
○SAPIX小学部 教育情報センター本部長 広野雅明先生
 

パネルディスカッション

解なき時代のリーダーをはぐくむために

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解なき時代のリーダーをはぐくむために

パネリスト
○東京大学 高大接続研究開発センター教授 濱中淳子先生
○灘中学校・高等学校 校長 和田孫博先生
○神戸女学院中学部・高等学部 部長 林真理子先生

コーディネーター
○SAPIX YOZEMI GROUP 共同代表 高宮敏郎氏

 灘の和田先生、神戸女学院の林先生が自校を紹介した特別講演に続き、2人の先生と著書『「超」進学校 開成・灘の卒業生−その教育は仕事に活きるか』で知られる東京大学教授の濱中淳子先生をパネリストに、この日のディスカッションはスタート。未知の変化に直面するこれからのリーダーにはどのような力が求められるのか、リーダーをはぐくむ教育はどうあるべきかについて議論を進めました。