安田先生注目!高校特集

人気校キャラバンVol.①~安田先生の注目校~

School
付属校―あなたは「王道」を歩くのだろうか?
外の世界に「チャレンジ」するのだろうか?

安田教育研究所代表安田 理

未来を拓く、これからの女性
相模女子大学高等部

新しい時代の女性リーダーを育てる教育へ

安田先生

  いま相模女子大学高等部には積極的な変革姿勢がみなぎっている。変革の方向は、「高潔善美」の建学の精神を生かしながら、自らの力で自分の夢を描き、社会に貢献できる女性を育成すること。

 牽引する「特進コース」の高2・3は、平成22年度からは別棟の進学棟(仮称)に移り、進学・受験に専念する。土曜日には、予備校講師による講義や、日本の伝統文化と礼儀作法を体験する茶道教育、国際理解教育を行っている。

 「進学コース」も平成22年度からは週6日制。高3は進学棟で受験に対応。土曜3時間目の講座は、補習・発展・資格・教養などもりだくさんな内容だ。

 「特進コース」をつくったことで「進学コース」もレベルアップ。相互に好影響しあって教育活動は充実・向上してきている。

 夏休みには生徒それぞれが得意分野を活かして校外活動に参加する「チャレンジプログラム」があり、ニュージーランドへの修学旅行、イギリス・オーストラリアへの語学研修、SPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)による最先端の科学に触れる試みなど、自分を成長させる機会にあふれている。

 緑濃い教育環境がなによりも素晴らしい。また相模女子大学・短大進学希望者は全員が推薦されるので、生徒は気持ちにゆとりが持て、いろんなことに集中できる。クラブ活動でも学校行事でも、全員が必ずどこかで輝ける場がある学校である。

2010年度入試のポイント!

<一般入試への対策>

国語・・・現代文の読解問題が2題、古文の読解問題1題、他の問題構成になっていて、文章が比較的長いので、短時間に問題をこなす力が必要です。日頃から文章に接し読解力や思考力を養っておいて下さい。
数学・・・中学校3年間で学習する広い領域にわたっています。教科書の章末問題を中心に勉強すること。すべて答えのみを解答させる記述式ですが前半の独立小問題で落とすことのないようにして下さい。
英語・・・毎年リスニングが出題されます。日頃から英文を聞き取る機会を多く持つことが必要です。長文読解問題の特色として、内容真偽問題を重視しているので、「だれが、いつ、どこで、何をしたか」を的確に把握しながら読むようにして下さい。過去問題集が発行されていますので必ず購入し勉強して傾向を知ってから受験に臨んで下さい。
面接・・・一般入試では参考程度です。特進3名、進学5名、試験官3名のグループ面接です。

[入試とっておき情報]

■特進チャレンジ
進学コースの推薦Ⅰ合格者は、特進コースの一般受験にチャレンジできます。(受験料・調査書不要)
■スライド合格
進学コースの併願者は、一般入試にて高得点の場合、特進コースへスライド合格。

個性を持った自立的な人間の創造
成蹊高等学校

人生で最も重要な時期こそ個性を伸長させたい

安田先生

  成蹊高校は人気の街・吉祥寺にある。武蔵野の美しい自然の中にある広大なキャンパスには小学校から大学院まで全てがそろい、その一角が中学・高校キャンパスになっている。緑豊かな環境の中で生徒たちは個性いっぱいに成長している。

 教育理念は「個性の尊重」「品性の陶冶」「勤労の実践」であり、成蹊らしい人間教育が目標である。これらの実現に向けて、一貫教育、全人教育、個性伸長教育に取り組んでいる。だから、成蹊の特色はいくつも挙げることができる。家庭科では調理実習や保育授業を男女とも行う。偏った学習を防ぎ、一人ひとりの視野を広げるねらいがある。留学する生徒が多いのも特徴だ。希望すればドイツ語もフランス語も中国語も学べる。社会的な視野を広げるために生産現場を見学することにも熱心だ。そこで学んだことは「社会科レポート」にまとめられる。

 変わったところでは、生物ではショウジョウバエを育てて実験し、遺伝の学習をするのが長い伝統になっている。クラブ活動も活発でユニークな部がある。馬術部は全国大会出場の経験を持ち、地球科学研究会は日本学生科学賞を受賞した。

 中学時代に自分の才能を自覚させ、高校では自覚した才能を将来に向けて大きく伸ばす。こうして生徒は、人生の目標を決めて大学へ進学するのだ。成蹊大学へ3分の1、他は多くが国公立大や早慶上理に進学する。3年後に成蹊学園は創立100周年を迎える。

2010年度入試のポイント!
【国語】
  1. さまざまな形態のまとまった文章を読む力があるかどうかを見ます。
  2. 小説では、状況を把握し、心情を理解する力があるかどうか、表現上の工夫などを読む力を主に見ます。
  3. 論説文では、論旨や、筆者の主張を正確につかむ力があるかどうかを主に見ます。
  4. 古文では、内容把握が正確にできるかどうかを主に見ます。
  5. 記述問題では、文中の言葉をつなぎ合わせるだけではなく、理解していることを自分の言葉で的確に表現する力があるかどうかを主に見ます。
【数学】
  1. 正確な計算力をベースにした中学校の学習内容が身についているかどうかを確認します。
  2. どの分野からも偏りなく出題することを心がけています。
【英語】
  1. 「聞くこと」「読むこと」「書くこと」の3技能をテストします。
  2. 国公立中学校における学習事項を逸脱しない範囲で出題します。

「知・徳・体」の三位一体のバランスを育成
帝京高等学校

人格教育で社会人に相応しい資質を磨く

安田先生

  「こんにちは」。校内で生徒に会うと、実にすがすがしい挨拶が飛び交う。帝京の校訓「正直・礼儀」が見事に展開されている。礼儀は人と人のつながりの基本となるもの。豊かな人間関係を築き、それを人間的成長に結び付けたいとの考えが指導に貫かれている。

 創立者の遺訓というものがある。遺訓「力(つと)むれば必ず達す」「努力は実力を生む、実力は自信を養い、自信は興味を倍加する」は、教育目標の1つになって今も脈々と帝京に生きる。この精神を基に、教員には、厳しくかつ温かい心で生徒の指導にあたり心身共に健全な生徒を育成したい、との熱い思いがある。学校と家庭が連携しながら生徒の成長を目ざしているのも帝京ならではの特色といえよう。

 学校行事は貴重な学習体験の場である。さまざまな形で行われる学校行事で、生徒は自主性を発揮し、社会性や協調性の大切さを学ぶ。友達同士で協力しあうことの大切さも知る。帝京そのものが、幅広い体験の宝庫となっている。

 教育課程にも帝京らしい特色がある。文理コースは各人に適した進路を選び受験に臨む。理数コースは医・歯・薬学部を目ざして1年次より演習授業を行う。インターナショナル・コースは留学や海外滞在を経験した生徒が英語力を生かして難関大学を目ざす。文系コースはスポーツと学習の両立を目ざしながら推薦に頼らない自立進学を目ざす。帝京大学グループ以外への進学者が多い。

2010年度入試のポイント!

 帝京高等学校では、『推薦』『一般』『帰国生』の3つの入試を行います。『推薦入試』を希望される方は、単願・併願問わず12月15日、16日に行われる入試相談日に必ずご参加ください。試験日は、1月22日(金)に実施しますが、東京都の中学生で併願優遇を希望される方は、12月15日16日に相談の上、試験日が一般入試と同日に実施しますのでご注意ください。

 『推薦』『一般』『帰国生』いずれの試験でも「面接」を実施いたします。

 詳しくは、ぜひ学校説明会等にご参加いただき、より詳しく帝京高等学校を知って下さい。

知識習得型教育から問題発見追究型の教育へ
早稲田大学高等学院

時代の変革期に、問題発見追究型の教育を行う

安田先生

  旧制高校以来の歴史と伝統を持つ高等学院。卒業生はみな早稲田大学各学部へ進学できるのが魅力だ。毎年、約600名の生徒が早稲田大学に進学していく。

 入学試験を経ることなく早稲田大学に進学していくので、学院生は受験勉強から解放され、3年間の貴重な時期を幅広い興味や関心を持って切磋琢磨することができる。自由な校風の下で、学院生それぞれが自分の長所を伸ばし、生涯続く人間関係を築いていく。

 部活動に専念することも学院生活の一つの選択肢。学院生の活躍は、雄弁部の第14回ディベート甲子園での全国優勝や、アメリカンフットボール部の全国準優勝などに結実している。

 勉学面では、学院生は主体的によく学ぶ。第二外国語が必修で、ドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語の中から選択履修する。3年生になると全員に卒業論文が課せられる。1年から継続して培ってきた問題発見・課題解決の方法などの延長にあるものだ。高大一貫教育として大学の正規授業を履修したり、学部生・大学院生との懇談会に参加して自身の数年先の将来像をイメージしたりする。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定校でもある。

 早稲田大学の建学の精神が高等学院の教育の基本理念になっており、心身ともに健康で、よく学び、他者と共感しあえる学院生活は、一歩大人の感じがする。2010年4月に中学部を創設。

2010年度入試のポイント!

 一般入試では、英語・国語・数学の3教科をバランスよく勉強していただきたいと思います。さらに小論文では出題の意図を十分に理解した上で、自分の考えをしっかりと文章にまとめてください。なお一般入試には海外帰国生枠があります。事前に帰国生認定を受けてください。

 自己推薦入試では事前に提出された書類と面接によって合否が判定されます。ペーパー試験だけでは計ることのできないこれまでの活動や、今後の抱負をアピールしてください。なお自己推薦入試で求める生徒像は以下の3点です。

  • 学問・勉学を大切に思い、日々の勉学において自己の進歩や新たな発見に喜びを見いだせる生徒。
  • 自ら興味の対象を持ち、それに打ち込み、学業との両立に積極的に取り組むことのできる生徒。
  • グループ活動に進んで参加してリーダーシップを発揮できる生徒。

 ひとつでも自分に当てはまる受験生は積極的に自己推薦入試を受験していただきたいと思います。

緑豊かなキャンパスから早稲田大学へ!
早稲田大学本庄高等学院

「自ら学び、自ら問う」を学習姿勢の基本として

安田先生

  早稲田大学創立100周年を記念して27年前に埼玉県本庄市に開校。大久保山の豊かな自然環境にキャンパスが広がる。当初、男子校でスタートしたが、2007年度から男女共学に。卒業すると全員が早稲田大学に進学できる。

 自由と自立の校風のなか、教育方針は「自ら学び、自ら問う」。たくましい心身を養いながら“進取の精神”に満ちた活力ある生徒を育成する。3年間を漫然と過ごすのではなく、自分という人間を分析し、目ざす進路や夢を見つめ、そのために必要な基礎学力と体力・精神力を身につける。受験勉強に煩わされることなく、断片的な知識の集積ではない総合的な理解力、個性的な判断力を養う。そのため、すべての科目を履修し、理系・文系のコース分けはない。2年次後半から3年次1月までを通して卒業論文を作成する。論文は早稲田大学進学にあたっての必要条件だ。

 自ら「学び、問う」姿勢とは、教室で与えられる知識に満足することなく積極的に「知」を求めること。このため図書室は蔵書数9万4千冊と高校としては屈指の充実ぶり。実践の場となる自修室も完備。さらに、遠隔地から入学する生徒が多く、通学できない生徒には寄宿施設「委託ホーム」が用意されている。早稲田本庄には、明確な目的意識を持って毎日を充実して過ごせる環境があり、学びにもクラブ活動にも情熱を燃やす学院生の姿がある。SSH指定校。

2010年度入試のポイント!

 入学試験は、国内生と帰国生で定員枠を分けて実施しています。国内生は、一般入学試験、α選抜(自己推薦入学試験)を実施しています。帰国生は、帰国生入学試験、I選抜(帰国生自己推薦入学試験)を実施していますが、事前に海外在住期間などの条件を満たしているかの出願資格の認定を受ける必要があります。一般入学試験とα選抜は併願できます。また、帰国生入学試験とI選抜は併願できます。それぞれの入学試験の詳細は、2010年度入学試験要項でご確認ください。