企画・制作:(株)広真アド

安田先生の2015年度入試動向予想

 

SGH指定で、さらにレベルアップする「グローバル教育」
佼成学園女子中学校

安田先生

 将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーを育成するために、文部科学省が「SGH(スーパーグローバルハイスクール)」として全国で56校を指定したが、佼成学園女子はそのうちの1校。SGHは、単に英語力の向上を目指すものではなく、英語力は前提として、将来、グローバルな社会やビジネスで活躍できる人材を育てようというものだ。
 佼成学園女子のこれまでの英語教育、海外留学などの「グローバル教育」の実績が評価されたものと言えるだろう。今回の指定で、生徒の意欲、先生の熱意が一段と高まるに違いない。
 佼成学園女子のもう一つの特色が、入試で「PISA型入試」を行っていること。出題が公立中高一貫校の「適性検査」に近いことから、公立中高一貫校を目指している受験生が大勢受けている。2015年度入試では、試験翌日、希望者に「答案分析用紙」を配付するそうだ。一般入試とは異なる学力特性の生徒が入学してくることで、学園の活性化にもつながっている。

2015年度入試
4科・2科の学力試験のほか、PISA型入試に基礎算数・国語を加えた独自のハイブリッド型入試も行っています。

【算数】
特殊算からの出題が少なく、難問・奇問は出題されませんが、しっかりとした計算力が求められます。分野に偏らずに基礎事項をコツコツ着実に学習してください。

【国語】
論説的文章、物語的文章からそれぞれ1題ずつ出題されます。語彙や文法よりも、文脈の読解力や主旨を踏まえた表現力を問われますので、さまざまな言葉が文意によってどう使われるか掘り下げる習慣をつけてください。

【理科】
大問3題ですが、小問集合の問題も出されます。広範な分野にわたって出題されますが、問われるのは基礎的な内容ですので、不得意分野を作らないようにポイントを確実に理解するようにしてください。

【社会】
年度によって出題分野が流動的です。地理では地図やグラフなどのデータから読み取る問題がよく出題されます。歴史では背景を踏まえた流れを把握しておくことが大切です。政治では時事問題を入り口に基礎事項の理解を問う問題が出題されています。

<試験日>
帰国生:1/10(土)
1回A:2/1(日)午前
1回B:2/1(日)午後
2回A:2/2(月)午前
2回B:2/2(月)午後
3回A:2/3(火)午前
3回B:2/3(火)午後
4回:2/5(木)午前
5回:2/6(金)午前
特別奨学生:2/2(月)午後

<出願期間>
帰国生:1/8(木)~1/9(金)
一般:1/20(火)~試験前日
※2/3以降の試験については、試験当日も受付

<合格発表>
帰国生:1/10(土)14:00~15:00(電話連絡)

中学校一覧