今月3度目の説明会。
今回は現時点で、第2志望の学校。
創立125周年を迎えるという伝統あるキリスト教系の学校。
中学は30年前に一旦、閉められたが、新しい形で2年前に再び開学。まずは手始めに男子校を共学にというところから高校の変革がなされたようだ。。男子校では府下で常に1・2を争う生徒数のマンモス校だったという記憶がある。
まずはリサーチということで日本中の私学の中学を実際に目で見て歩き、良い点を取り入れたという。
(私がちょっと聞いてみたかったのは同業から見て悪い点って何だったんだろう?ってこと。)
設備施設ももちろん大切だが、何が一番大切か?やはり、教育力、教員の力ということだろうと。生徒を伸ばすも伸ばさないも教師次第。教員集めには年齢制限をなくし、ヘッドハンティングされたそうだ。また、指導教官制度を設け、一人の先生にベテラン教員がつくという形。それはなんと校長にもついているという。
実は昨年も説明会を聞きにきた。
ところが、今回は全く印象が違った。
校長が変わられたのだ。
トップが替わるというのはこれほどまでに外に与える印象が変わるのかと・・・
以前の先生はとても、もの静かで、紳士的。標準語で話され、マイクで声が拾えるぎりぎりの大きさで話されていた。
いかにも神に仕える人という感じだった。
この春から変わられたという校長先生は一言で言うと、明るく元気な方。
Z会から何冊か受験英語の著書があると紹介されさっそうと登場した校長。
(司会の先生が「僕もこの高校の出身で、校長先生が担任でした!」なんて出来すぎ!)
先日、MBSのお笑い番組で学校が取り上げられたというビデオが学校説明の紹介に映しだされるのもなかなかユニーク。
熱い思いをいっぱい語ったが全てカット!面白いところだけ残して編集されていたようで、おもろい校長と印象づけられたと。
生徒達も反応が良く、底抜けに明るいとディレクターがほめてくれたというのが、画面からもよく伝わってくる。
皆、自分の通うこの学校が一番、日本一と思うと手を挙げたそうだ。とにかく、学校が一番大事にしていることが今現在、この学校に通う子どもたちを大切にするという考え。しつけは家庭、教育は学校と分けて考えられるところもあるが、とりたてて分けはせず。何があっても生徒を最大限に大事にを一番と掲げられている。塾対象のアンケート結果でも、評価としてここが一番に挙げられていて嬉しかったそうだ。
新しいところでは登下校システムが導入されていて、宿題提出の有無も一斉に家庭へ配信されるというのがあまりに管理的?と思うが、そのおかげで成績もアップしたというのなら、なるほど!
モットーは自由と厳しさの両立を掲げ、闊達で自分の意見は自分の言葉で言えるというのが先生の話からもよく伝わる。
中学は制服があるが、高校は自由というのもこちらの伝統らしい。
家からは1時間。都会の真ん中だけど、バレエのおけいこ場にも歩いて通えるし、制服も赤のドレスタータンで可愛いし、とにかく先生方の熱意と意気込みが凄く伝わってきて、言うことなし!と思った母、娘は生成りのチノパンを組み合わせてもいいという制服に心が動いている様子だった。
悔やまれるのはまたしても宝地図用の写真を撮り忘れたということ・・・(涙)
カテゴリ名: 中学受験は2回目ママ