土曜の朝、まだ10時にもならないというのに塾の担任から電話が入る。
予想していた内容。
「おうちで何か変わったこと、ありましたか?○○ちゃん志望校変わったようですが・・・」
「…そうなんです。いつも一緒のお友達二人が○○学園志望のようで、やっぱり自分も行きたいと思ったみたいで…」
「そうでしたか。でもお母さん、今の時点で言わせてもらえるならはっきり申し上げて残念ながらかなり厳しいとしか言えないんです。本人の頑張り一つですが何分、夏までに志望校を絞り込んでおく必要があるので。今の時点では…。
○○女子や□□学院などの女子校はどうですか?近々体験授業もあるので積極的にご参加いただいて、志望校のひとつに加えてみられてはどうでしょうか?」
「分かりました・・・本人と相談してみます。」
と電話を切る。
場面は変わり、夕方。いつものようにヴァイオリンのレッスンに出かける。
車で片道一時間の道のり。
塾のある日は帰りに拾い、車内で用意した夕ごはんを食べさせ、ちょっと仮眠も取りながら。でも母子の団欒というか、結構色々なことをしゃべりつつ、お互い楽しい時間の一つになっている。
塾から電話あった旨、またその内容を一通り話すと、突然無口になってしまった。こんなことは珍しいというか、初めて。
いつもなら途切れることなく話しかけてくるのに・・・
何を尋ねても言葉が返って来なかったので、ふと横顔を見た。涙がたまっていた。
娘の落ち込む姿を見たことがなかったので、正直驚いた。
でも成長を感じ、ちょっと嬉しくもあったが。
「自分で考えるから・・・何も言わんといて!」
「うん。」
また日をあらためて尋ねてみよう。
ぼのさんの日記
2009年04月19日00:37
志望校変更!?