日本学園中学校さんの日記
本校英語科教師、志鎌先生が明日から産休に入ります。「にちがく」は男子校です。でも女性の先生もたくさんいます。
男子生徒は優しいですよ。体の大きな子はたくさんいますけれどもね。
志鎌先生よりのメッセージです。
１２月に出産を控え、明日から産休をいただくこととなりました。
思えば日本学園に勤務が決まったのは、ある先生の産休代行がきっかけでした。
それが今度は自分が産休をとることになるとは、あの頃の私は考えてもいませんでした。
生徒たちは日に日に大きくなるお腹に興味があるようで、なにも言わずにさわってくる子、
ペンでつつく子、恐ろしいから近寄らないでという子、反応はさまざまです。
生徒からされる１番多い質問が「名前は何にするんですか」２番目が「スポーツは何をやらせますか」３番目が「不良になったらどうしますか」
名前は“良い例”が学校に多くて、正直悩んでいます。
候補はいくつかありますが、決めるまでは秘密です。
スポーツも不良だって、なんだっていい。無事に元気に生まれてきてくれれば、としかまだ考えられないのですが、彼らの頭の中では、私の赤ちゃんはすでに自分と同い年。
「私の子どもがみんなと同じ歳になる頃、みんなは今の私の年齢になってるんだよ」と話したら、
「それはえらい歳だな」と、なんとも微妙な答えでしたが、少しは理解したようです。
私の今の目標は、また教壇に立つことです。
子どもを育てながら働くことは、今妊娠しながら勤めていることよりも、大変なことだと思います。
でも、母となった自分が教師をしている姿に会いたいと、今までにはできなかった発見があるかもしれないと、そして新しい視線で生徒たちを見てみたいと、そんな期待をしています。
１年間の育休をいただいて、いま副担任をしている高校１年生が３年生になるときに戻ってくる予定です。またみなさんに会える日まで、学園を家からこのホームページで見守ることにしたいと思います。(本校ホームページに掲載)
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