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<学校生活編>
参加した授業は数学、英語、生物、地理、宗教、日本語、理科、体育、保健です。
2週間周期での時間割となっていました。
全ての授業が少人数制クラスで、
各教科に応じて生徒がその教室に移動するという形式です。
日本の学校とは違い、先生が一方的に教えることはあまりなく、
クラス全体がとても積極的に授業に参加していきます。
(以下はいくつかの教科の簡単な説明)
・数学…最初はsin,cos,tan(三角法)とピタゴラスの定理を用いる図形問題で、日本の高1と対して変わらない内容でした。が、この単元後は一転!日本で言う中1で習う内容、一次関数の計算問題を学びます。
・英語…内容は「ロミオとジュリエット」でした。と言うより、教科書全てが「ロミオ」とジュリエット」です。一つのストーリーを深読みしていきます。また、授業時間を使って映画「ロミオ+ジュリエット」を鑑賞しました。
・日本語…10年生(高校1年生)の授業では、日本の中2の英語の授業で習う内容と同じく、道案内について勉強します。「~をわたってください」、「まっすぐ行ってください」など。最後の登校日には、12年生(高校3年生)の日本語の授業に参加させて頂きました。「日本の給食制度についてどう思うか」というテーマに則し、討論を始めます。高校生同士の会話だったからか、言葉の壁を気にすることなく盛り上がることができました。
部活動がない代わりに毎週水曜日(学年によって曜日が違う)の午後にはACSという時間があります。
4時眼目終了後、お弁当を食べ、バスに乗り、それぞれの行先へ向かいます。
バディが参加するホッケー(他スポーツはフットボール、バスケットボールなど)では、
地域対抗や学校対抗などの試合をしていました(試合場所は毎回異なる)。
ACSでプレイするスポーツは冬夏ごとに切り替えられます。
そして一番に驚いたのは、
全ての学習において生徒一人一人にipadが導入されていることでした。
ipadには資料集や問題集が連携されており、
先生の指示に従い、指定のページを開いて授業・テストを進んでいきます。
またプレゼンテーション画面の作成、Eメール送信によっての宿題提出など、
様々な場面で活用していきます。
この学習スタイルによって、学習意欲が向上した生徒も多いようです。
※なんて羨ましい光景でしょう…。
リセス(2時間目後にある20分程度の休み時間)・昼休みでは、
校舎外に出て友達同士で輪になり、青空の下で食事をします。
学校生活について色々と交流ができ、憩の場となりました。
最後に、
短期留学最も豪華で、何よりも楽しめたイベントがフォーマルパーティーでした。
これは各学年、日にち別に開催されるもので、
生徒・先生全ての参加者がフォーマルウェアを着用します。
ホストファミリーからの通知メールのおかげで、
事前にドレスを準備することができ、
無事パーティーに参入することができました♡
パーティーの食事と食事の間にはダンスタイムが設けられておりました。
外国のダンスと言いますと、
大抵の日本人は舞踏会で踊るようなものを想像すると思いますが、
それとは裏腹に、どちらかと言うとディスコに近いものでした。
終盤のダンスタイムでは先生と生徒が一体化し、
先生を担ぎ上げるという日本では思いもつかない事態にも…!?
これらの思い出にふけつつ、
留学前に書いた「短期交換留学志望理由書」を読みます。
そこには、より多くの人と知り合えられること、違った視点で物事を見られること、
文化の違いを身で感じられることが短期留学のメリットなのではと書いてありました。
今ふと思い返すと、どれもが実際に体験できたことでした。
とても貴重な体験です。
将来の自分に沢山の良き影響力を与えられたのではないでしょうか。
それらをここで終わらせるのではなく、
これからの長い道のりを歩んでいきたいと思います。
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(桜丘中学・高等学校「学校だより」より転載)
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