Jiモールの「大バザールと森の市」が学校で開かれました。在校生の保護者の方や卒業生、卒業生の保護者の方を中心にこうした場をつくっていただいています。
学校は生徒たちの自己評価表にコメントを返す期間でいつもは閑散としているのですが、この日は朝からたくさんの人が学校に集まっていて、すでに不思議な雰囲気が生まれていました。私は私で評価表の返す言葉に窮する毎日を経ての、久しぶりの大きなイベント。
スクールバスが到着すると、在校生や卒業生、その人たちのお父さんやお母さん、たくさんの久しぶりの人たちの顔に会います。
生産をしている人たちの直売コーナーがあったり、卒業生たちの手仕事のお店があったり、踊りや太鼓、ライブなどもあって盛況。
午後の体育館では、「翔ちゃん」の手品(小森谷翔平さん・20期)を楽しみにしている小学生に出会ったり、版画家の蟹江杏さん(10期)と、元「たま」の石川浩司さんや在校生・卒業生たちのつくる音楽が聴こえてくる空間で、杏さんとその場にいた子どもたちが、ペンキ塗りのローラーや脚立を使ったりしながら、大きな大きな絵を描く場面をずっと見ていました。子どもたちの、次第に手形をすべらせるように遊ぶ景色もすごかった。
午後のプログラムが始まる前に体育館に行くと、ステージの上に様々な絵が掲げられていました。福島県の相馬市の子どもたちの描いた絵。添えられたコメントや飾られた花を見ながら子どもたちの絵を見ると、どんな思いをここに表そうとしたのかなぁとやっぱり思ってしまいます。こうした絵を集めた本「ふくしまの子どもたちが描く あのとき、きょう、みらい。」が徳間書店から10月28日に出版されるそうです。すごい絵たちです。私も買おうと思っています。
カテゴリ名: 自由の森のこんなこと
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