「推薦はないって考えといた方がいいらしいよ!」
今日の夕飯の時に突然、長女が言い出した。
ん?どういうこと?
確かに、長女は成績はパッとしないし・・・
だからといって、選り好みしなかったらどこかひとつぐらい推薦もしてもらえるやろうし?
「うちの学校さぁ、この前の大学入試の結果、むちゃくちゃ悪かったんやって!すっごいレベル落ちたって先生嘆いてはった・・・今日の朝礼で進路指導部の先生が、みんな!推薦なんか、元々ないもんと思って死に物狂いで勉強せえや!ってゲキ飛ばしてはったワ」
そうか・・・
確かに母も気になっていた。
5月ごろになったらいつもUPする進路の記事がいつまでたっても出てこなかったから、こっそりデーターベースを調べたら、実はとっくに報告されていた。
「NEW!」となっていなかっただけ・・・姑息にUPされていたのだ。
う~ん・・・とても「NEW!」なんて文字を躍らせることができないような数字だ。
国公立の実績も、私立の実績だってかつてないほどの落ちようだった。
昨年、某有名大学と提携を結んで、その大学の名前がつくコースに入ると大学までエスカレーターで上がれることになった。
又、私大専願のクラスが人気で、そこに入ってある程度の席次をクリアしていたら、学校推薦で決まってしまう大学がズラリとある。
こうなったら、もう人間ラクな方へ流れるに決まっている。
勉強もそこそこになってくるわけだ。
というわけでますますレベル低下に拍車をかけたのだろう。
私の妹なんて、「これは絶対、ゆとり教育の弊害やよ!」といきまいている。
そんな妹にもこの前日記に登場した四男の大学進学が控えている。
とっくに勉強をさせることはあきらめているようだ。
誰か、国に損害請求する人いてないの!というぐらいの怒りよう。
その前に我が子の出来の悪さを考えたら~!というもんだが(笑)
それにしても長女の学校だけではなくいずこもレベルが低下してきているのは事実のようだ。
ところで、知力日本一を決める高校生クイズ選手権。
さっきまでテレビでやっていた。
さすがやなぁ~!決勝対決のラ・サールと東大寺!
しかし、こんな難しい問題なんで分かるんやろう?
我が家のような子どもたちもおれば、こういう子どもたちもいるんやねぇ・・・
(長女も去年出たいと言っていたけど・・・その後、話は消えたみたい?)
やっぱり、責めるべきは努力できる子を育てる力がなかったわが身かな???
カテゴリ名: 中学受験は2回目ママ