びびりとは大阪弁で小心者、臆病者の意味である。
私は子を持つ母(もう十分大人のはずなのに)なのに、未だにびびりだ。たぶんこれは性格。
昨夜もゴミを片付けているときにうっかり勝手口のドアを開けっぱなしにしてしまい、蛾を家に招き入れて?しまった。
それからがもう大変!大騒ぎだ。
何とか外に出そうとする。ほこりたたきや、床パイパーを持ってきて・・・出るどころかリビングに入り込んでしまった。
こうなったらと掃除機で吸い込もうと、次女に「早く早く掃除機~!」と叫ぶが、叫んでるうちにどこかへ行ってしまった。
寝るときに2階へ上がったら階段の上、天井にくっついていた。
あきらめるしかない・・・
例えば、洗濯のさおにクモの巣があったら、もう気が遠くなりそう・・・
ええ大人が!と思われるけど、ほんと苦手・・・
特にびびりを発揮するのは体のどこかが不調をきたした時。
この前もサンマの骨事件があった。
あの時は最初の耳鼻科で取れなくて、結局二軒はしごをした。
ちょっとでもどこかが悪いとすぐさま病院へ直行!
たぶん普通なら2・3日様子を観るのかもしれないが・・・
そしてその間に実は解消される症状だったりするのだが(笑)
一年に一度、定期検診を受ける持病がある。
気にしなければいいのだが、そのせいかも!?とすごく不安に
なってすぐに症状が出たら病院へ走ってしまうのだ。
実はさっきも夕食を食べていたら違和感があって、今すぐでも
診てもらいたい!と思ったのだが、あいにく診察受付が終わって
いたので、電話して予約する。
たぶん朝になったらたいしたことなくなっているはずだ。
予約したことも忘れているかもしれない。
夫や子どもたちは病気知らずのわが家。母一人が医療費を押し上げている。
たまに送られてくる医療費のお知らせは母だけすごい行だ。
「お母さんが元気でいるためのもんやから、仕方ないやん!」
と必死で言い訳してるが、
家族はあきれて何も言わない。
ピーターとおおかみじゃないけど、本当にしんどくなっても誰も信じてくれないかも?
だから、テレビで病気の番組やネットで調べたりなんて、怖くて絶対に観ないし、しない。
さっき帰ってきた長女がせっかく自分で作ったおにぎりを残して帰ってきた。
「お母さん、これ、虫と違う??」
見せてくれたおにぎり。
長女が勘違いした「虫」は海苔が小さく破れて「虫のような形」をしていただけだった・・・
びびりなDNAはしっかり受け継がれているようだ。
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