小川糸さん著「食堂かたつむり」を読みました。
食べる事が大好きな私は
どんなおいしい料理が出てくるのかとても楽しみにしつつ
ページをめくっていきました。
次々と生み出される数々のお料理。
料理人である主人公は特別な日を控え
慈しんで育ててきたエルメス(豚)を自ら解体します。
エルメスが愛おしいからこそエルメスに感謝をこめ
エルメスの全てを料理した主人公。
口蹄疫の感染と対策が連日報道されています。
大事に慈しんで育てている畜産家の方々の苦悩、無念を思うと
胸が痛みます。この本を読んだ事が相乗効果となりさらに胸が痛みました。
カテゴリ名: 卒母のつぶやき